平塚八兵衛の昭和事件史

hitto2009-06-21

土曜日の昨日の夜は静かにテレビ三昧・・・番組途中で一人帰り、二人帰りと何度も立ち上がる。
帰ってこないのは夫。
ついには(年に一度あるかないかの)タクシー帰り・・・今日は「父の日」なので、穏便に、寛大に・・・。


観ていたのは 渡辺謙さん主演の「 刑事一代―平塚八兵衛の昭和事件史」誰もいないので始まった途端ウトウトしてしまう。
ドラマは、いつものサスペンスという感じではなく、事実に基づいた事件と実在した刑事、平塚八兵衛さんの生き様とも言えるようです。


新聞記者(小泉孝太郎)とカメラマン(相武紗季)が平塚八兵衛さん(渡辺謙)に取材をしながら、日本中を震撼させた重大な事件を回顧するというパターン。
出演者達が文句なく良い・・・珍しいくらい私好みの俳優陣。
扱う事件は古い・・・懐かしい昭和の佇まいが画面に映ります。


事件は記憶にないけれど、聞いた覚えがあるような・・・。
今夜の「よしのぶちゃん誘拐事件」は、子供ながら寒気に襲われた記憶があったと、脳裏には靄が掛かったまま、思い出していました。
吉展ちゃんが誘拐された当時(昭和38年)は4歳。
生きていたなら今年50歳になっていたのです。
当時の日本には、こんな残酷な事件、まだ稀なことだった・・・と、今の日本に連続して起こる残虐な事件に嘆いてしまいます。

石崎刑事役の高橋克実さんとコンビを組むようになってますます面白くなる。
事件は解決すると知っているので、その解決するまでの二人の粘り強い執念の捜査には迫力があります。
実際にはドラマのような奇麗ごとでは済まされない、苦労、苦労の連続だと思いますが、ドラマ仕立ても気迫がみなぎっていました・・・迫真の演技で、つくづく上手い。
出演者の表情がすべてお見事。


犯人役の榎木孝明さん、杉本哲太さん、そして今夜のよしのぶちゃん事件の犯人、萩原聖人さんも楽しみです。
ドラマは録画(夫も観たいと言っていたので)してあるので後日また楽しむことに。
多分今夜も録画。
見逃したくない番組は録画に限ります・・・CM飛ばしもできるし、邪魔が入らないで済みます。


読売新聞 Y&Y(日曜版)
クロスワードの答え・・・・・ラッシュアワー
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