交通事故を目撃

hitto2009-10-05

曇り空、カラスが多いのは稲穂が実り稲刈りの季節になったから・・・今日がリサイクル・プラの回収日だからか・・・夕方になるとスズメも多くやって来る。
土曜、日曜は、祭りの準備で青年団の若者がアチコチの柱に登って旗を立てたり、電球を連ねたり・・・神社の境内では太鼓の練習の音をさせ、大きなお屋敷では塀から道路へ突き出し生い茂った木の枝打ち作業、祭りは来週。


昨日夕刻の買い物帰り、もうすぐお祭りだねと、道幅の狭い道路をのろのろとお気楽気分で話しながら家路に向かっていました・・・対向車が次から次へと狭い山道を下ってきて、その都度譲り合い。狭いけれど、ここは祭りのメイン通り、両サイドは住宅が密集している。
何台も来る対向車と、だいたいどこで交わすのか、地元の人なら知っています。
気をつけながら、対向車が途絶えたかと思っていたら・・・すぐにまた軽自動車が向かってくる。
端に寄って止まって待っていると、軽自動車も(多分)こちらを気にしながらスピードを落としていたのだと思う。
私たちの乗った車と軽自動車とは5メートルと離れていなかった。


突然軽自動車の前に自転車に乗った小さな女の子が横から飛び出して来て、軽自動車の前に「う、わぁ!」・・・スローモーションで何度もその場面が浮かぶ。
自転車は軽自動車のまん前に当たって(進行方向に)、自転車は車に巻き込まれるように倒れ、一緒に女の子も倒れる・・・車は急ブレーキ。
自転車ごと倒された女の子が大声で泣き出しその場を離れ、走って女の子のお姉さんだと思われる子に抱きつきました。
夫も驚き窓から顔を突き出し「救急車!」と叫びました。
私は咄嗟に車のナンバーを読んでいる・・・軽自動車の運転手は若く息子くらいか・・・私たちも道路に近い住人だって見ていたのだから、逃げるわけはないのに。
それでも、気持は動転していて後続の車を気にしながら、泣く女の子の横を通り抜けて帰って来ました。
軽自動車の運転手も脇道に駐車するときに、ハンドルを大きく切り返し、夫の愛車のバックミラーに当ててしまう・・動揺している・・・「落ち着け!」と夫が声をかけたけれど・・・それきり。


もう一度引き返そうかと何度か思いながら、気持を整えるが興奮が冷めない。
軽自動車のスピードは自転車くらいの速さ、女の子の自転車の方が速かったかもしれない・・・女の子がすぐに立ち上がったこと、泣き出したこと・・・確かに女の子が押されて倒れたのだけれど、身体には当たっていないかった?・・・瞬間なので頭を打っていたのかもしれない。
それなら救急車を呼んだはず・・・呼んでいたなら我が家からもサイレンが聞こえるはず・・・が、聞こえてこない。
話し合いで終わったのか・・・。


怪我はなかったのか・・・ただあの場面が、繰り返し浮かぶ・・・車がスピードをもう少し出していたなら、間違いなく大惨事・・・もう想像するだけでドキドキしてしまう。
私たちが戻って行ったとしても話をこじらせてしまうだけ?
救急車の音がしなかったのは、女の子が大丈夫だったということだろう・・・それなら良かった。
どちらにも非はあるけれど・・・命拾いで、きっとこれからは気をつけるに違いない。
どちらも強運の持ち主だったのだろう・・・。


このことを帰って来る子供たち一人一人に興奮しながら話して聞かせる・・・どうか、安全運転で気を付けて・・・私はもう暫くこの後遺症に悩まされそう。