映画「約三十の嘘」

hitto2010-01-28

今日は、お爺ちゃんの病院へ付添、長い待ち時間に別の用事をごちゃごちゃと済ませて来ました。
箇条書きに9項目ほどあったが、どれも取りこぼさず、ほぼ完璧。
外は真昼だというのに街灯が点いていて、空が厚い雲に覆われていました。
傘を持っていたけど、雨に合わなかっただけついている。


フィギュアの4大陸選手権、鈴木明子選手が58・88点で首位、浅田真央選手は57・22点で3位につけている。
僅かな点差なので、29日行われるフリーの演技がカギです。
出来ればこの4大陸で二人共オリンピックへと弾みをつけてくれると良いのだけれど、注目度が高いので、選手たちが平常心を保っていられるか・・つい心配になってしまう。
フィギュアスケートという競技は本当に難しい。
選手それぞれが自分の限界に挑戦しているのだから、一度の本番で何もかも完璧に演じるなんてこと、神業としか言えない。
少しのミスで不安を煽ることはやめましょう。
フィギュアは一発勝負なのだから。いつだって誰もが完璧を目指して競技に参加している、オリンピックに出られるってだけで凄いことなのです。実力が有りながら出場できない人がたくさんいます。
4年に一度のオリンピック、そこに照準を合わせるのだって難しい、運もあるのだろう。


昨日観た映画、「約三十の嘘
約三十の嘘」 2004年・日本
大阪発の寝台特急トワイライトエクスプレスの列車内を舞台に、男女六名の詐欺師たちが繰り広げる巧みなだまし合いを描いた群像ドラマ。解散していた詐欺師グループが三年ぶりに結集し、久々の大仕事に挑むことに。しかし、カリスマ的な存在だった元リーダーはすっかり落ちぶれてしまい、頼りにならない・・・。二転三転するスリリングなストーリー展開と、椎名桔平中谷美紀ら若手実力派俳優たちの軽快な芝居が楽しい一作。

<作品情報> 
〔プロデューサー〕久保田修小川真司
〔監督・脚本〕大谷健太郎
〔原作・脚本〕土田英生
〔脚本〕渡辺あや
〔撮影〕鈴木一博
〔音楽〕二見裕志、クレイジーケンバンド
〔出演〕椎名桔平中谷美紀妻夫木聡田辺誠一八嶋智人伴杏里 ほか・・・byNHK


列車内での会話が楽しい。
3年前に大金を持ち逃げされたことで、今度こそはと集まった6人だけど、又もや同じことに。
ボストンバックに入れられたお金が、ジャガイモにすり替えられ犯人探しが始まる。
詐欺師が詐欺に合うような話の流れで筋が面白い。


最後の女性二人の会話が一番鋭い決めゼリフ、「みんな甘いですよ」「そうね、貴女は詐欺師として一流、所詮私達は二流かもしれない・・・私たちの欲しかったものはお金じゃないのよ」
仲間との連帯感、お金じゃ買えないものです。