女子バレー、銅メダル獲得!

hitto2010-11-15

バレーボール世界選手権2010(女子)は、アメリカと3位決定戦で見事に勝利して銅メダル。
32年ぶりのメダルでした。
パチパチパチパチ!!
優勝はロシア、2位にブラジルでした。


世界選手権での日本の戦いぶりを観てきて、金メダルも射程距離に入ってきたと感じたことでした。
バレー観戦がますます面白くなってくる。
今までは高さと力の前で屈するしかなかった。


昨日のアメリカ戦、アメリカも高さと強さは超一流の強力なチーム。
1セット目、18対25で負けた時、ああアメリカに対しては苦手意識が強いのかなぁ・・中国戦の時のことがチラッと蘇りました・・何とか昨日の調子を取り戻してほしい・・神様―っ!流れをつかんでー!と祈っていました。
江畑選手もブロックされてしまう・・昨日の疲れが出ているよう。
そこで監督は石田選手に交替、迫田選手でなく石田選手なのか・・と思ったら、石田選手が素晴らしいバックアタックを決めてくれる。
昨日のブラジル戦ではサーブのときに交替しただけで、あまり良いところが見られなかっただけに多少の不安があったものの見事に覆してくれました。
流石に全日本に出てくる選手だけはあるのだと強力なスパイクに感動、見事に第2セットを取り返してくれました。


アメリカ戦では、度々流れがあって、油断するとあれよあれよと点差が開きます。
第4セット、点差は開いているものの連続ポイントを許してしまう、これを落とすと後がない・・そこへ荒木選手が登場、それがまた良かった。
ここぞという場面で荒木選手の速攻があり、胸のすくような攻撃が何度かありました。


エース木村選手の活躍も勿論のこと、佐野選手のレシーブ、竹下選手のトスとそれぞれが、それぞれに実力を最大限生かされた勝利だったと思う。
それにしても、日本チームは小柄で華奢、どこからそんなパワーが生まれるのかと思うほどで、去年までとどこが違うのか・・木村選手の成長と抜群のサーブコントロール、ボールに食らいつくレシーブ力と速い攻撃、どれをとっても完璧に近いチームになっていました。


今回の世界選手権、日本の実力を世界に示せたと思います。
小さくとも侮れない。
これも厳しい練習があってこそ、本当におめでとうございます。
感動を有難うございました。