四大陸と日本アカデミー

hitto2011-02-19

四大陸にアカデミー、どちらにしようか・・と悩んでいると娘から「フィギュア録画しておいてね」というメールを受ける。
身体は一つ、それならば日本アカデミー賞を観ようと、フィギュアは後のお楽しみに。
アカデミーが終わってから、バスルームに直行、そのまま就寝となっていたなら、朝寝坊はしなかった・・。
自制心の足りない私は結局我慢できずに髪にドライヤーを当てながら早送りで(選手の演技だけを流し)四大陸男子ショートを観てしまいました。
全日本から約2か月ぶりのフィギュアスケート、選手はプログラムを向上させ日々努力を積み重ねていたのだろう。
たった一回の本番に悔いを残さないように、その緊張感が漂う本番の演技、その瞬間がたまらない。
例え録画でも結果を知らなければ興奮もまた先延ばしにできるものです。
リンクを滑る選手の鼓動が伝わってくるかのように私の鼓動も高鳴ります。
誰もがメダルを狙える位置にいて、日本選手に向ける眼差しは熱いもの。


男子ショートの結果、高橋大輔選手は83.49点をマークしてトップ、ジェレミー・アボット(米国)が2位で76.73点。
羽生結弦選手が76.43点で3位。4位はアダム・リッポン(米国)72,71点、5位はアーミン・マーバヌーザデー(米国)66,40点。
残念だったのは小塚崇彦選手が66.25点でまさかの6位だったこと。
始めのジャンプが崩れると後のジャンプにも響いてしまう、全日本が良かったからプレッシャーが大きかったのかも・・何とかこの遅れをフリーで取り戻せますように。
こうしてみると、日本勢とアメリカ勢が上位6人を占めてしまった。

日本アカデミー賞の結果は、最優秀作品賞に「告白」最優秀主演女優賞は逃したものの、松たか子さんの涙が美しかった。
最優秀主演男優賞は、「悪人」の妻夫木聡さん。
これも感激、一皮も二皮も剥けた感じで、それに全身全霊をつくした作品と言うだけあって、この作品への思い入れが強かったのだろうな・・いつか観てみないと。
そして最優秀主演女優賞に「悪人」の深津絵里さん。アベック受賞!
深津さんは先にモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞しているので、本当に今作品で素晴らしい評価を得た。
それなのに、共演者への気づかいが凄く感じられました。
「妻夫木さんと一緒に頂けたことが、とても大きな財産になりました。後で(妻夫木さんと)抱き合って喜びたい」と、とても嬉しそうでした。
そこに妻夫木さんにはいてほしかった。