快晴、これから暖かい季節に向かっていく、東北の地もこれから満開になる桜が少しの救いになるといいのだけれど・・・。
大阪府議会議員の選挙公報がポストに入っていて、ああ・・そうか、10日が投票日だったと、一応の判断をここでしなければいけないと思った。
こんなに選挙が盛り上がらないのも大震災があったからだけれど、ドサクサで判断してはいけないとも思う。が、いまも原発は危機的状況を脱していなく、次に何が起きるかわからない状態では、選挙どころではないなという気持ちのほうが大きい。
原発は、まだまだ応急措置を取り続けている段階で、様相は殆ど震災後と変わらない。
人類の愚かさだったのか、いいや原発は人類が編み出した最高のエネルギー、安全でしかもクリーンだ・・・というイメージをそっくり刷り込まれていた、その裏にある危険極まりないものだということを知ってはいても安全性を疑いはしなかった、そんな自分が情けない。
それに震災後に初めて知った、こんなにも多くの原子力発電所が日本にあって、今更撤去するにしても途方もなく、どうする事も出来ない状況なのだと。
せめて危機管理を強化して、せめて今回の地震クラスなら絶対安全というものにして、今ある原子力を使い切ってしまうしかないだろうか・・・と私ならそう思ってしまう。
そして今後はもっと安全な、原子力に替わるエネルギーに替えていく、今回の地震や津波で、みんなが真剣に考えるときにきたのだと思う。
震災で多くを学ぶことが出来たけれど、今後学んだことを生かしていかなければ、何にもならないと思う。
原発によって日本の経済は支えられてきたのか、電力不足になって始めて気づかされたことも多い。
その恩恵を受けている身で原子力を真っ向から反対するのは筋違いという気がするが、かといって原子力の恐怖はもうこれ以上御免だという気持ちが強いことも事実。
新聞のアンケート結果も原発反対が大半かと思いきや、現状維持を望む人が半数近くをしめていた・・正直なところ、本当は反対だけれど、それに代わるエネルギーが見つからないからだともとれる。
今、原発を反対してもどうにもならない気がする。
フランスはしゃかりきだし、オバマさんも推進している・・ドイツでは原発事故で政権がひっくり返ったという。
日本は資源不足だ、と信じている日本人が、本当は間違っているのじゃないか、と、ネットを検索して色々なことを勉強したつもりになって思うが・・・太陽光発電や地熱発電、日本がこれから世界に示すべきだとも思う。
主婦は主婦なりに、日本の未来が心配で心配で、井戸端会議の内容も原発の怖さを語るが打開策は何もない。
広範囲にわたって避難している大勢の被災者の救援もテレビや新聞だけでは伝わり切れていないと思う、それだけ途方もない人数と途方もない地域でダメージを受けたということだけれど、それにしても原発の影響は大で、日に日に憎しみに満ちていくようだ。
それでも今回の未曽有の大地震、津波によくぞ日本の原発が耐えたという意見もあったりして、本当の意味は考えるほどわからない。
