ついに、大連立?

hitto2011-06-06

今日は、6月6日月曜日。お天気は晴れ。
昔から、芸事は6歳の6月6日から始めると上達するなんて言われていましたが、現代人はもっと早い時期に習い事を始めているようです。
今は3歳児頃には既に1つ2つと、何かに通わせていたり。
私も長女には赤ちゃんの頃から水泳を始め、3歳になるとピアノとかさせてあげたかった、なんて思いましたが、どちらも駄目でした。
本人の意思が働くまでにと考えて早期に習い事をさせたがる親ごころ、結局は本人の意思が一番の上達法でした。


NHKの「日曜討論」を残念ながら見逃してしまったけれど、岡田幹事長の口から「大連立」という言葉がついに出てきました。
谷垣さんの思惑とは少し外れた「大連立」なのでしょうが、何とか実現できると、日本全体の士気が上がるような気がします。


菅総理自らが退陣時期のメドとした「福島第一原子力発電所冷温停止」というのでは、長期に居座るつもりか・・と、誰もが反発するのは無理もないことです。
時期としては夏ごろ。


されど、自民の石原さんは、「議院の解散・総選挙の時期などが明確になれば・・協力します」と言ったそうで、解散・総選挙が後どのくらいでできるのかは分かりませんが、少なくとも夏ごろから選挙が出来るそれまでは、協力し合って国難を乗り切るべく、大連立という体制を早く築いてもらいたいものです。


もはや「ポスト菅」候補を決める段階にきているようですが、いったい誰が来るのかと、ただそのことばかりに注目してしまいがちですが、誰がなっても大連立と成るからには協調性を大事にしてもらいたいところです。
同じ復興という目標に向きあうのですから出来ないことじゃないと思います。


公明党の井上幹事長は「大連立は『言うは易し、行うは難し』」とは尤もな意見ですが、今ほど状況の悪い時はないのですから、これ以上に拙いことには成らないでしょう。


国民新党の下地幹事長は「野党との関係をこれまで以上に丁寧にやっていかなければならないが、大連立は違う。岡田幹事長が大連立ということばを言うこと自体が問題だ。本当にするのであれば、衆議院を解散して選挙で問わなければならない」と述べたことには、驚きました。
それが出来るまで協力し合いましょうと言っているのに。


仮に選挙が出来たとして民主が負け、自民が政権を奪還するかもしれない。
そうは思わないのかしら・・民主じゃなかった、国民新党でした。


震災前から民主が与党の立場でいながら弱腰に見えてしまうのは政権交代後、あまりに残念なことが重なって仕方がないとして、次は自民が勝つなんて保証もないし誰も分からない。
まあ、菅総理が退陣表明と同時に解散、総選挙などという非常識なことは言わないと思いますが。


この大震災で、日本の国民が称賛されたように、この国の政治も大したものだと言われたいものです。