浅田真央選手、Gファイナル欠場

浅田真央選手のお母様のご冥福を心からお祈りいたします。
どんなにか無念だったことでしょう、どうか安らかに・・・



素晴らしい姉妹を育て上げたこと、ファンのひとりとして、どんなに感謝しても仕切れない気持ちでいます。
ずっとファンであり続けること、遠くから見守ることの出来る幸せに感謝いたし、これからも応援していきたいと思っています。


昨日の浅田真央選手のGファイナル欠場のニュースは本当にショックでした。
真央ちゃんのお母さんが病気だったこと、それもかなり以前から体調を崩されていたなんて、漏れ知ることもありませんでした。
今思えば世界選手権で体重が激減したことも、最愛のお母様の病状が深刻だったことへの心労が重なっていたのだと、納得できました。


成人したばかりの真央ちゃんに、あまりにも早すぎる、あまりにも残酷なお別れ、お母様の病状と向き合い、どう受け止めてこられたのか、どんな思いでスケートに専念してこられたのか、緊急帰国というのだから重篤だということも覚悟はしていました。
機内での真央ちゃんの心情を思うと身体が震えてきます。



今日は私の父の命日。
札幌にいた父と、大阪に住んでいる私、危篤の知らせもないまま早朝に死の知らせを受けとりました。
あのときは大雪で飛行機が相次ぐ欠航、心も身体も定まらずガクガクするばかりで何を思っていたのか記憶にありません。
新幹線を乗り継ぎ、丸一日を要しました。
私は当に40歳を越えていた大人で、家族の支えもあり、離れて暮らしていたので亡くなったという実感を持てずにいました。
真央ちゃんの場合とは全然違うけど、それでも悲しみに打ちひしがれていました。



真央ちゃんをいつもそばで見守ってくれていたお母さんとの別れ、私の何倍もの深い悲しみを抱えていると思います。
闘病生活を気遣い、ファイナルに向かったこと、間に合わなかったこと、真央ちゃんは何も悪くないです、どうか自分を責めることのないようにしてほしいです。
悲しみをこらえ気丈に振舞っていたとしても、若干21歳の子供です。
なんという試練、なんという悲しみを与えるのでしょう。
どうかこの現実をいつか乗り越えられますように、どんなに長くなっても、浅田選手の笑顔を待っていたいと思います。