由紀さおり世界が絶賛

hitto2012-02-22

もうすぐ誕生日がきます。
もう忘れられて(・・忘れたい)構わないと思うけれど、日本年金機構から誕生日にあわせて「ねんきん定期便」がきたりして。
受給するその日まであまり時間のないことを教わるようで、金額もさることながら、かなりがっかり。
ジョブズさんも生きていたなら私と同い年。
取り柄の無い私は生かされているけれど、仮に一人になったとき、この金額じゃ生きていけるか、非常に不安。



先日、ケアマネ試験に合格した友人の一人は離婚していて、私よりも若いのにしっかり将来を見据えていた。
年金受給も元ご主人のものは当てにせず、自分が受け取る年金を積み上げています。
押し流されるように暮らしている私は、いつか取り残されるかもしれない。
まあ、どうなるか知れない未来を考えても仕方がない。



昨日のクローズアップ現代NHK)は「由紀さおり世界が絶賛日本語の歌の秘密」・・でした。
いまさらという気もしているが、いま由紀さんの「1969」というアルバムが海外で大評判らしい。
独特なテンポと新鮮な魅力が受け入れられたという。



サイモン&ガーファンクルにも「1969」というライブアルバムがあるのですが、中のサウンド・オブ・サイレンスは、どうもスキャットに似ていて、あっちが先とつい一言言いたくなるのです、が、しかし、日本語の歌が注目されるのは凄く嬉しい。
それに由紀さおりさんの声が大すき。


日本語で歌った「パフ」を外国の方が、英語より由紀さんの日本語が良いと言ったのは他の番組でしたが、日本人の私は英語が良い。


世界は、日本人が思う以上に日本語の歌に注目してくれているのではと思う。

今は、日本のアニメが世界に浸透しているから、日本語で歌うアニメのテーマソングを世界の人が日本語で歌っていたりする。
アニメソングの歌手は、どの外国へ行っても大盛況で迎えられるという番組を見たことがある。



由紀さんの美声は、日本の世界観、浮世絵のようだと言っている方がいた、そんな風に声に魅了されることは、言語を理解していなくとも多々ある。
感情豊かに表現されているので、心の奥底に響くものが誰しもあります。



私がサイモン&ガーファンクルに魅せられたのや、洋楽を聴きたいと思うのも、歌詞を理解するより歌う声に起因している。
むしろ理解できない言語が心地よかったりもする。
ガーファンクルの美声や二人のハーモニーは、こだまのような、鈴の音にも似た癒し効果を発揮し、一度体験してしまうと次から次へと聴きたくなってしまっていました。



ビルボード、ランキング1位の坂本九ちゃんだって日本語で歌っていた。
あのベイ・E・キングさんが日本語でカバーしていました。
海外に飛び立つ日本の歌手が大勢いますが、案外日本語で勝負したほうが受け入れられるんじゃないかと思うくらい。
日本人は英語の発音がイマイチというらしいし、日本語の歌は母音が延びてとても聞きやすい。



ここのところKポップブームで、多くの韓国歌手の方が日本語で歌を歌っているが、Kポップというなら韓国語で歌ってみるのも有りかと思う。
一度、KARAをネットで検索していて、韓国語で歌うKARAを見て驚いたことがある。
日本語よりずっとカッコ良いと感じたのでした。
日本語では、その意味がすぐに頭に入ってくるし、中身の無い言葉を受け流してしまう人間もいたりする・・が、少数派かな。
日本語じゃなければ、やはり売り上げに繫がらないのかも。


日本語が分からない外国人に、指示された由紀さおりさんに、多くの日本人歌手が続いてくれたらいいのになあと思います。


震災と原発で日本は世界に注目され、ネットの早い情報が各国の隅々まで行き渡り、良いところも悪いところも含め、日本の知名度が上がっているのだと思う。
それに比べ、案外日本人は英語から受ける印象でアメリカと欧州を一絡げで見ていて区別がつかなかったりして、そう考えると、世界に日本語でアピールして、中国、韓国と区別されるのは嬉しい。