昨日は大変な一日でした。
ブログをあげてからすぐのことでした。
国会で行われた党首討論会の中継。
安倍総裁の歯切れのよい口調、言葉の応酬に野田総理は何だか涙目になっている風でした。
正直か〜、父親に褒められたという、その時の気持ちを持ちだし、国会の場で自分は正直者だと言いたかったのか。
嘘は言わない馬鹿がつく正直者なのだから、この数カ月間は相当に辛かったに違いない。
嘘がネックになると知っての記者会見など、これまであまりしてこなかった。
後に続いた小沢さんの演説が吹き飛んでしまった。
直後に私は
「党首討論、おもしろい！政権交代の引き継ぎみたいだった。１６日、解散だって、言っちゃったよ」
と呟いて、自分の不謹慎さに呆れていたけれど、やはり面白かった！は、馬鹿正直な私の意見ですとうそぶいてみる。
私は子供にも嘘を言って躾けていたからなあ。
正直に生きることは、嘘をつくよりもずっと楽な生き方だと、ほとんどの人は分かっていると思う。
私は正直者で嘘はつきません・・は、その瞬間に嘘だと見破られるのが常で、国会の場で発言した野田総理は正真正銘尊敬に値する人物か、それとも一世一代の大嘘つきをやった強かな人間なのか、判断が分かれるところ。
少なくとも、親に褒められたくて一生懸命に何かをするという気持ちは、誰もが持ち合わせているものだと思うから、懸命の討論会だったと思う。
同世代の安倍総裁へ引き継ぎたい事例を挙げていたが、定数削減は問題なく合意している事案であるし、その先の解散を言いたかったのが本音という気がする。
明日衆院解散、１２月１６日選挙と、これは太陽の党も維新の会も大忙しだ。
東京都知事選はダブル選挙になるのかな？
こうしてみると、日本、中国、韓国と、アジア３国の首脳陣が入れ替わることになるのか・・来年は新規一転、友好的に進めてほしいけれど、領有権の問題はどちらも引かないから致命傷にも成りかねない・・今年が最悪なら、これ以上にはならないと一方では楽観しているが、野田総理には当選してもう一度違う立場で討論を繰り広げてもらいたい。
森光子さん、死去。
９２歳、日本で一番可愛いおばあちゃん役のできる俳優さんだと思っていました。
ご冥福をお祈りいたします。
