フィギュア世界選手権 ・男子ショート

hitto2013-03-15

さてさて、頭の中は8割方フィギュアのことでいっぱい、家事全般を疎かにできる境遇に甘え、楽しんでいます。
WBCと被らなくて良かったです。



フィギュア世界選手権 【男子ショートの結果】 
1位  パトリック・チャン(カナダ)98.37
2位  デニス・テンカザフスタン)91.56
3位  ケビン・レイノルズ(カナダ)85.16
4位  高橋大輔          84.67
5位  ブライアン・ジュベール(フランス)84.17
6位  ミハル・ブレジナチェコ)83.09
7位  ハビエル・フェルナンデス(スペイン)80.76
8位  マックス・アーロン(米国)78.20
9位  羽生結弦         75.94
10位  フローラン・アモディオ(フランス)75.73
11位  無良崇人         73.46
12位  宋楠(中国)       73.03



パトリック・チャン選手の演技、ジャンプが完璧だと演技全体が引き締まり、今までの不安定さもなく、遂に戻ってきたなあという感じです。

デニス・テン選手も完璧な演技披露で、ガッツポーズが出ましたね。
やっと報われたというか、まだ若いのに子供っぽさも抜けて、ずっとひたむきに努力してきたという思いが伝わってくるような感動がありました。
身体の柔らかさといえば羽生君と良い勝負だと思います。

ケビン・レイノルズ選手は、ジャンプが安定してきてショート自己ベストきました。
4大陸のショートも見た目には良かったけれど(ジャンプに減点がついて)、フリーで再びということになれば、もしかするともしかしますよ。


日本の3選手、高橋大輔選手の4回転は想定内ということか、後の滑りは流石に仕上げてきました。
「月光」がこれで終わってしまうのがちょっと勿体ない。

無良崇人選手、4回転がかなり残念。
氷の溝にでもあたったかなという失敗で、悔しい結果だと思いました。

羽生結弦選手、本人にしか分からない困難なことがあったとしか思えない演技で、これはかなり窮地に立たされてしまったという気がします・・だけど、こんなことで言いわけなんかはしないでしょう。

練習では出来ていたので、ホンのちょっとした不安があの転倒に繋がってしまったと思いたいです。
ただその不安がどの程度のものなのか・・ジャンプって難しい。

アメリカを制したマックス・アーロン選手は8位と、ちょっと出遅れてしまいました。
アメリカ3枠は、かなり難しいかもしれません。

フランス勢、フローラン・アモディオ選手が10位、ベテランのブライアン・ジュベール選手が5位となかなか健闘しています。
やはりベテラン勢のオーラは違います。

ロシア、ロシアが・・いない。

 

さて、昨日はソチの前哨戦とか言っていたけれど、ソチの枠取りもこの大会に懸かっているので、そんな悠長なこと今は考えられなくなりました。
やっぱり3枠欲しいところだし、そればかりを思っていたら選手たちが委縮する気がするし、私の思いが伝染するわけないでしょうが・・ファンが思う以上に選手たちには分かっているのですから、調子がどうであれ、ジッと熱い視線を送り続けひたすら日本勢に期待するしかないです・・・ただ羽生君が膝の故障とか聞いてしまうと、そんな無茶なとか思うし、こればかりは結果如何なので出たとこ勝負なのだろうかと・・いや、ハラハラしてきました。

滑走順を無視して気に成る順に演技を観ていると、いつもと何だか違う印象になってしまいます。

特に今日は女子のショートも終えていて、ああ、ああ、ウソでしょう?と、無情にも結果が目に飛び込んでしまって、いきなり凹みました。

しかし、演技終了後の真央ちゃんを見ていると、意外に笑顔で観客に応え自爆のジャンプはしょうがないという感じでしょうか。


キム・ヨナ選手は、ああ恐ろしあ・・2年間のブランクをものともせず、ノーミスで纏めてきましたから、敵ながらあっぱれという感じです。

何か、こんな風な流れでくること真央ちゃんが10代の頃にはよくありました。
その度、フリーで挽回してきた真央ちゃんの力強さに惹かれたのがファンになった一番の理由です。

あの時のように、本人もビックリするような結果が待っていないとも限らない。
フリーこそ本領発揮できると信じ、応援します。

佳菜子ちゃんもあッ子ちゃんも頑張りましたから、日本女子は3枠狙えるでしょう。

ガンバレ!日本勢!!