姉妹´(ダッシュ)の友

hitto2013-04-20

25度まで上がった気温が、昨日今日の朝は10度近くも下がり、元の着膨れた姿に・・

部屋の中も20度を下がると幾ら着重ねてしても汗はでない。



静かな午前、徐にパソコンを開き検索を始める。
思い付くキーワードを入れては異次元の旅へ導かれ、時の流れを忘れさせてくれる。

夫は2杯分のコーヒーを残して、今日は休日出勤。

保温されたままの2杯目のコーヒーを飲みながら至福の時間をひとり贅沢に過ごす。
贅沢と感じられる自分の感覚が、本当に贅沢なんだと思う。
孤独な暮らしの中では、贅沢だと感じられる自信がない。


Simon & Garfunkel - The Boxer - Madison Square Garden, 2009年10月
http://www.youtube.com/watch?v=ky57Jo3-BaU


懐かしい映像を眺め、何故かしら故郷を想う。
日本ツアーが終わった後だけに、まだ声に張りがあります。
この時はまだ67歳?
札幌ドームに出掛けたのは、確か7月。
サイモン&ガーファンクルの二人が小学生からの友人だからだろうか、ソロの期間がずっと長いのに、いつも二人の友情に思いを寄せてしまう。




これはライラック

5月か6月、札幌の大通公園にはたくさんのライラックが花開く。



育った札幌よりも大阪の暮らしが長くなった今では、故郷より大阪での知り合いが増え、普段の吐け愚痴はもっぱら近くの友人。
それでも自分の全てをさらけ出せている分けではない。

多分根っこの部分には、素のままで付き合える姉妹や故郷の友人がいつも存在していると思えるからだと思う。

圧倒的に安心感のある姉妹や友人は、言葉では言い表せないほど今の自分の支えとなっている。

誰ひとり知り合いのいなかった大阪で、心の平穏を保ちつつ暮らせてこられたのも、新しい友人関係を築くことに疎外感もなく悩まされなかったのも、心の中に自分を大切に思っている存在としてあったからだと思う。


長い沈黙の期間があっても、会えばそれまでの距離間を感じさせず、あの時のままいられるからだ。

故郷の友人は友人以上、姉妹未満、姉妹ダッシュの付くような存在なのかもしれない。