ルノワールとフランス絵画の傑作

hitto2013-08-05

ルノワールとフランス絵画の傑作」
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1306/


土曜日、招待券の応募に当選したので行って来ました。
冷房の効いた館内は夏の暑い日にお薦め、優雅だしとってもおしゃれです。
あと水族館なんかも良いかもです。



兵庫県立美術館は海岸沿いの好立地、ゆかた姿の男女が何組も来ていました。
夕方から花火大会(みなとこうべ海上花火大会)があったようです。

美しい女性を描いたルノワールの作品も素晴らしく良かったのですが、私が一番長い時間作品の前に佇んで魅入っていたのは、ウイリアム・アドルフ・ブグロー作(1884年) の「座る裸婦」、透明感が半端ない。


写真よりもリアル、足の血管、肌の色、本物が涼しげにこちらを向いているような錯覚すら起こしそうな作品でした。
背景が暗いので裸体がより浮かび上がって見せてくれ、作品を前にすると目眩がするほど圧倒されてしまいます。
この作品を観られただけでも来た甲斐があったというものです。

帰りの高速、背に太陽を背負っていたので快適なドライブでした。
ところが車がスムーズに流れていたところに、2車線のど真ん中にシートのような塊の落し物、丁度寝袋一つまとめたような形をしていて、万が一タイヤが乗りあげたら大惨事となるのでは?と、それはそれは気が気ではなかった。

それを横目に素通り、通報した方が良いんじゃないかと、話し合っている間中、頭の中は玉突き事故の悲惨な現場を何度も想像してしまって、モヤモヤしていたのですが。


そうこう迷っていたところ横の車線前方に例の黄色いパトロール車がいるのに気付き、運の良いことに車が段々と渋滞してきて、私たちの車の丁度横に並ぶ位置にパトロール車が近付いてきたのです。

反射的に私は窓を開けて大声で教えてあげました。
車の窓を下ろす時に目が合ったのが幸いでした。


良かった〜、誰かが教えているとは思うけれど、偶然とはいえ自ら働きかけることが出来たこと、モヤモヤが吹き飛んだことに自分が嬉しい。


この数日、自分の回りでは良いことが続いています。
良いことを数えるのは楽しいものですね。


先日もときめくほど驚いたのが、若い男性ふたりからの贈り物。
次男の遊び友達なのですが、いつものお土産とはちょっと違う、リボンが付いたお菓子の詰め合わせ。
「いつもお世話になってます」と
改まった感じで私にだって!
「いえいえ、いつも遊んでもらってありがとう」
お中元かな?