ガンバレ!

hitto2014-04-03

桜が満開、家の近くにはいくつも桜の木があるので、歩き眺めては浮かれた気分になります。

毎年毎年よそ様のお庭に見事に花開して通行人の目を楽しませてくれる。

それでも近くの工場や保育園では改築のために伐採されていたりもする、残念だけど景色は一変、そこに見事な桜の木があったことさえ忘れられてしまう。
いくつも写真に収められたであろう桜の木の下、その写真だって永久には残らない。

なんて寂しいことを言っているんだろう。
春だというのに。

今年の桜は浮かれながらも少し憂いを含んでしまう。

心配ごとの種が日に日に増しているからか、あまりに苦労を知らなかったせいか。

身に起こることならいざ知らず、遠くで祈ることしか術がない現状では、プラス思考に大丈夫と思うことも相手に対し軽率な気がしてしまう。

こんな時は頑張ってという言葉も掛けられないけれど、私の心中はガンバレ!と、ばかり。




4センチの脳腫瘍、摘出が難しい個所、脳の血管造影と溜まった水を抜く作業、そして全摘出手術と、この一週間の間に三度も脳に穴を開ける手術が行われる。


命が危ないのだから、一刻を争うという判断だったのだろう。

大学病院には予約患者が夏まで続いていると聞いていたから。



運が良かったと思えるのは、最高の最新医療を受けられること、良性の腫瘍であるらしいことで、爆弾を抱えつつも普通の身体で手術に臨めることも大きい。

手術後も手術前と同じ普通の身体に戻っていたなら大成功です。

大事に生きなきゃならない、人生の一大事は予報もなくやってきますから。

世間では消費税8%と、理研の小保方さんの報道。

昨日スーパーへ行った時は大盛況だったなあ、増税分以上の値引き商品が陳列していて、これなら増税後に買いだめした方が得だったかな、という感じ。

小保方さんの報道も「改ざん、捏造」の言葉がそこここに木霊して聞いていられない。

もう少し長い目で見守れないかなあという感想。

その内にSTAP細胞の存在を証明して、世間の鼻を明かしてほしいなあ。