映画「地下鉄(メトロ)に乗って」2006

hitto2015-04-10

雨の日にパソコンに向かう。
他にすることがないからといっても更新が捗らない。

雨の音を聴くと落ち着く。

この2〜3日、寒気が戻り体調を崩しがち、寒さは自分を弱くしてしまう。


ピカピカ一年生を見習って、身体いっぱい動かさないと!


孫娘も何とか10日間乗りきりました、問題は母親である娘。
あれやこれやと泣きごとを言ってきます。




昨日観た映画。
地下鉄(メトロ)に乗って」2006

小さな会社の営業マン・長谷部真次はある日、絶縁状態の父親が倒れたと知らせを受けるが、無視していつものようにスーツケースを転がしながら地下鉄を移動していると、目の前に突然、死んだ兄が姿を現した。真次が後を追って地下道を出ると、そこは東京オリンピック開催に沸く昭和39年の東京だった…。不意に時空を超えてしまった真次はさらに、終戦直後の昭和21年にさかのぼり、闇市でしたたかに生きる若き日の父に出会う。byNHK
【監督】篠原哲雄
【原作】浅田次郎
【脚本】石黒尚美
【出演】堤真一岡本綾常盤貴子大沢たかお田中泯笹野高史吉行和子 ほか



時空を超える物語。
理由はない例え夢だとしても、また過去の物が現世に移動してこようが、過去を変えてしまおうが納得することは到底できないけれど面白かった。


どうなるの?


その思いだけで最後まで目が離せなかった。


クライマックスの出来事はあまりに悲しい結末だったけれど。

親子って厭なところが似てしまう、反発していても多分価値観とか思考回路は似てしまうのだろうか。


面白い話でした。


真次役の堤さんは飄々としていながらドッキリにあったような表情がとても豊かな人、真次の父親役の大沢たかおさんはワイルドで野性味のある役で、これはこれで嵌っていました。


どちらともいい役者さん。


過去の真実を知ることで今の自分の立ち位置や親の評価も変わってくる、それにしても道子(岡本綾)が階段から落ちて自分の存在を無くしてしまうっていう結末かあ・・魂はどこに宿るのだろう。


あの短い時間の中で死を覚悟するとは、あまりに急ぎ過ぎ。