今日は天気がよろしくなく、ゆったりと食卓に座って生協のカタログを見ていたら正午を過ぎてしまった。
こんな時は決まって衝動買いをしてしまう。
あれも良い、これも良いかな、あの人のコンサートに行ってみようかな・・とか。
いつもより余分に商品の注文をしている。
雨の日に出ていく皆には本当に申し訳ないが、ゆったりとして気分が落ち着く。
それでも電話が3回鳴って、お爺ちゃんがお世話になっているデイの施設からと、後の2回は番号登録の無いセールスかアンケートだろうと思う。
登録している電話番号は着信音が違うので選り分けている、出なければ留守電に変わってくれるので都合が良い。
殆ど無言で切られているけれど。
アンケートの器械音声は録音の最後までしつこく喋り続けている。出なくて良かった。
お爺ちゃんの電話の件は、腕の怪我の経緯について。
本人がとても気落ちしていて、皮膚が弱くなっているとか、そんなことを介護士さんに言ったらしい。
皮膚の皮が弱いというのがあるのかは知らないが、お爺ちゃんが怪我をしたのは立ち上がりにバランスを崩し、テーブルの淵に腕をこすってしまったから。
前にも同じ動作でバランスを崩し左腕を擦り剥いてしまったのだが、やっとその傷跡が綺麗になったと思っていたのに、今度は右手の肘の下5センチほどを擦り剥いてしまった。
そう言えば数か月前にも眉の上を擦り剥いたっけ。
その時は病院にも行って絆創膏をはってもらったし、薬ももらった。
その時の薬が今重宝している。
これも老化現象か、腕の力、握力が以前よりも弱くなっているのは確か。
そのことをケアマネさんに伝えると、今度は上半身の運動にも力を入れましょうと言ってくれた。
足の運動はずっと続けているので歩行は弱いなりにもしっかりしている。
こんなことが続くといつも迷う。
お爺ちゃんが座イスに腰掛ける今の形よりも立ち座りの楽な椅子に腰かけた方が良いんじゃないかと。
何度も思いながらその都度決着がつかなかった。
立ち座りも運動のうちだと考え、これがなくなるといよいよ弱ってしまう気もするのだが、かと言って、こうも度々擦り剥いていたんじゃ、もう潮時かも・・
それでも冬はコタツに入り足を温めることが血の循環を良くすると本人が言っていた。
しかしコタツは余計に立ち上がりが困難になると思うのだが、お爺ちゃんが「今のままで良い」と言えば、やはりもうしばらくこのままになるのだろう。