89歳になりました

hitto2010-05-29

今日はお爺ちゃんの誕生日、89歳です。
来年はいよいよ90の大台にのります・・・長い人生の道程を思うだけで凄いことだと思います。
幾つもの病を克服し、今日も元気に散歩に出かけられる。
この調子なら100歳までも夢じゃないと本気で思います。


昨日のデイサービスではお誕生日の記念写真を撮ってもらい、帰ってくると早速、額に入れて喜んでいます。
表情がまた自然な笑顔で良い、本当に施設に馴染んでいるのがわかります。
来年再来年と写真のコレクションができたらいいのにね。

毎年、年始のお墓参りに出掛けると、自分一人の写真を撮ってくれと頼んでいたのに、去年も今年も行けなかったので、ここ最近の写真がなかった。
毎年、遺影写真にと考えてのことだけれど、その度私は嫌な気持ちになっていた。
死ぬことを考えていると思うだけで悲しさよりも恐怖が襲ってきた。


誰もが間違いなくその日に向かっているけれど、現時点で、お爺ちゃんが先ということもないわけで、こうして家族全員が今現在元気でいることだけに感謝して幸福に浸っていたい。


さて、今日が誕生日だからと言って、特別なことは何もなく、心ばかりのプレゼントとお赤飯でお祝いをするくらい。
小豆をやわらかく煮過ぎてしまったけれど、まあいいか・・と、いい加減な料理の腕なので、今だに同じ調理や味付けが出来ないことを棚に上げて、これも食べる人間に飽きさせない為などと方便を言ってみたりするのだけれど、好みがバラバラなので、あまり気にしない。でもね、ちゃんと炊けるかなあ。


この頃は、塩分には気を付けているけれど・・お爺ちゃんは「これ以上、料理の味がなければ食べられない」と言うほどなので、後に作る料理の味付けが面倒になっている。ごめんよー。


涼しいくらいの午前中に、後少しで10000歩というところまで、ウォーキングをして汗をかきました。
生い茂る木々が強い日差しに反射し、山々が近くに感じられました。
鶯も適温に喜んでいるかのような鳴き声、夏はまだまだ先かな。
今は太陽が西に昇り、窓ガラスに写る光が時々揺れ動き、キラキラと輝いて見えます。
金属の付いた洗濯物が揺れているからだ。