今日は最悪な気分の午前中。
子供3人、起きてきやしない。
どうなっているの?
そりゃあ布団の外は寒いでしょうが、世の中そんなに甘くはない。
お父さんもお母さんも、いつもの時間に起きて仕事に励んでいる。
恩着せがましく言う訳ではないけど、腹が立って来る。
こんな生活、どこかでリセットしないと、精神衛生上、堪らない。
ストレスになって病気になってしまう。
いい加減に起きいや。
と心でつぶやく。
いや各自の部屋を覗き、声も荒げに時間を告げる。
もう昼だというのに、やってられない。
親業も放り出したくなる。
さて、誰だろう?起きてきた。
次男だ。
続いて誰?
長男だ。
ここに親である私がいるのを、まるで無視しながら、自分の準備を始める。
まあいいさ。
まるっきりの子供じゃ有るまいし。
自分の事は、自分で考え行動するのだろうさ。
夫が言うように、放っておくさ。
こちらが不機嫌である事を充分、承知しているのだから。
言わずと知れた、小言のシャワーは御免被りたい気分なのだろう。
取り合えず、登校する準備をしているようだし。
喉まで、出かかる小言を 空きっ腹の奥に、無理矢理押し込み、我慢する事にしよう。
それにしても、一人前の身体をした大人が、居間をウロウロ。
大きくなったものだが、感心している場合ではない。
まるで実況中継の様に、PCに書き込む自分も情けない。
我が家の恥部をさらけ出す事で解消させているのか。
長女の声がした。
これで三人揃った。
時計の針を6時間、進めておきたい。