秋雨の日曜日・・・

hitto2008-10-05

空には白く明るい雲がかかり、小さな雨がポツポツと降っている・・・気持ちが落ち着く日曜日・・・動くことを止めて足が重い。
今日は一日怠け者でいたいが、そうもいかないか・・・・・
重い足取りで台所に向かい食事の準備・・・こんな時はガラストップのレンジの汚れも気にならない。
自分が気にしなければ、誰が文句を言うわけではなく、汚れたままだ。

私の存在は、時々掃除をすることだけでも意味のあるものだ。
まして食事の用意、まして洗濯、まして馬鹿馬鹿しい小言さえも生きている意味は大きいのだと自分を慰めている。

自分が一人になれば、どれだけ雑な人間か・・・自分にはよく分かっている。
自分も又家族というしがらみの中で存在を確かめているだけなのかもしれない。

この家族が一人減り、二人減りと密かに待ち望んではいるが・・・その寂しさは待ち望むほどの喜びではないと薄々感じている。

本当は、まだ想像すら出来ない自分だが「老い」の二文字は確実に自分の方へ忍び寄っている・・・
キーを叩くうちに、こんな身動きも取れないズッシリと重い文字に至るのは、決まって先々きが不安になる時なのだ。

さて今日の貴重で暇な時間をこんな形のない不安に犯されてはいけない・・・余程、雑巾を片手にレンジを磨き上げる方が意味があるというものだった。


読売新聞  Y&Y(日曜版)
クロスワードの答え・・・・・アマノハシダテ
数独の答え・・・・・4+7=11・・・答え  11