今年の漢字は「命」なんだ

hitto2006-12-13

今週はどうも天候が良くない。

連日、ぶら下がる洗濯物の中で仕事。

肩の当たりがヒンヤリする。

外の寒さもあるだろうが、窓の結露が部屋の湿度の高さを示している。

結露が出ると、窓に染みついた汚れ(特に曇りガラス)が点々と現れる。

脂質のものか?簡単に雑巾で拭き取れる汚れではないので、ブラシでゴシゴシやってみる。
この結露が丁度洗剤と解け合い、一面に洗剤が行き渡る。

おしまいに乾いた雑巾で、結露ごと拭き取る。

一石二鳥の窓拭き。



昨日、ニュースで、今年の漢字が発表された。

今年の漢字は「命」 

秋篠宮家の長男悠仁(ひさひと)さまが誕生したことと、いじめによる自殺、虐待など痛ましい事件が相次いだことから、一つしかない命の重み、大切さを痛感したのが理由だという。

本当に今の日本は、どうかしている。

誕生した命は良いとしても。

子供達の命が絶たれるのは、聞くのも辛い。

大人の責任大だろう。

イジメは、イジメる方の心理が複雑だし、子供を取り巻く環境のストレスだってあるに違いない。

イジメを受けた方も、自殺という解決方法に向かうことしか考えられない思考回路に問題が有るかもしれない。

少しだけでも別の人生が想像出来たらと・・親の立場からもやり切れない思いがある。

現場の教師達の逃げ腰にも怒りを覚える。

我が家の子供達も、何らかのイジメ行為の加害者でも有り、被害者でもあったのだろう。

親が子供の異変に気付く事自体、奇跡に近い。

子供が親に秘密を持つ事は、自然な成長段階だし。

ただ思うに、どの子も何事も無く、楽しく学生生活を送ったとは思えない。

今だから言える・・なんて話を何年も過ぎた頃に聞かされる。

親から見た子供(友達)の印象と、子供が持つ友達の印象は全く違って、愕然とする時がある。

私はもう子育ての卒業に近いが、自分さえもストレスを感じる友達とは距離をおきたいと思っている。

距離をおけないクラスメイトってどんなだろう?

と、想像すると辛い生活が延々と続き、出口が見つからない。

いまはもう不登校と聞いても、さほど驚かず、その問題が複雑過ぎて、それも有りと思える現代が寂しい。


ボブ・ディランの歌ではないが「時代は代わる」の歌のように私達の通って来た道とはまるで違う道を今の子供達が行くわけで、どんどん代わっていく世の中に批判は出来ない。

せいぜいここに書き込むくらい。