雨のち曇り・・・今日から五月

hitto2007-05-01

午前中に出掛けることは断念して、掃除、洗濯。
住宅設備に電話を入れて、洗面所の蛇口を入れ替えて貰う。 作業は、約一時間・・・やっと、ポツポツと水が落ちなくなった。
真っ新な蛇口になったが、追加の出費は痛い。
これでもか!という感じで出費が続く、仕方のないことだと諦めているが、気持ち良く蛇口が閉まると思えば、我慢、我慢。
これで、力一杯、締めなくて済むし、シャワーの出も使い易くなった。


作業が終わって、おじいちゃんが現況届けの代筆を頼んできた。
それで、思い出した。
歳をとって字が書けなくなくなるのは、何も手が震えるからではない。
おじいちゃんの場合は目の視力だ。

私の母親が、まだ元気だった頃、毎年子供達に、お年玉とか送ってくれたのだけど、その文字が段々と震えて書いたようになっていた。
とても本人に確かめる勇気はなかったが、子供一人一人の名前を一生懸命に書いたのだと思うと、母の老化を目の当たりにして、親の有り難みが身に浸み、涙がこみ上げてきた。母も糖尿病を煩っていて、眼科にも通っていたのだから、やはり視力のせいだったのだろう、と今更のように思いだしてしまった。
母も義父も達筆だった。
昔の人は、達筆の人が多い。
比べると自分の字が恥ずかしくなる。
しかも、私のペンの持ち方がおかしいので、いつも母に直されていた。
そう、だから母の前で字を書くのがイヤだった。仕方なく直してみても、結局見ていないところでは、変な持ち方をして書いていたので、ずっと人前ではペンを持ちたくなかった。
最悪だったのは、結婚式と葬儀。
今は居直って、自分の持ち方を通している。
その方がしっかり書ける。
自分のペンの持ち方を棚に上げて、夫には、箸の持ち方がおかしいと注意している、が、これも直せる見込みがない。
子供達は、お習字を習っていたのが良かったのか、ペンと箸の持ち方だけは上手、親の様に恥じをかくこともなく良かった。
文字は決して上手だとは、お世辞にも言えないが。

いざ、銀行へ・・・学費やローン、今月は並ではない出費・・・