ヤナギバルイラソウが咲いた(写真小さい方)

hitto2007-07-03

       滅多に家族6人が集まって、夕飯なんて事無かったが、夕べは、久しぶりに6人が揃った。
「夫婦道」や、その他のホームドラマの様に、食事は必ず家族全員で、なんて事、実際には何処の家庭でもそれ程あることじゃない。幼稚園児や小学生でも塾や習い事で忙しいし。まして、一家の大黒柱である、お父さんが仕事から早く帰って来るなんて家庭も希だ。
幸いな事に我が家のお父さんは、比較的早く帰れるが。
食卓テーブルも、昔はチビだった長男と次男を真ん中に、3人対3人で向かい合って座っていたのだけど。こうして、たまに、6人が揃ってご飯を食べると、今では(当然だが)真ん中の2人が一番大柄で、食卓が狭く慌ただしい。
幸せの「おのろけ」とも思うが、ここに書いておきたいくらい、珍しい事なので・・・それって、不幸?でも無いか。一度に食事が済むって、その時は戦争のようにお皿に盛りつけるが、家事をする身にとっては、かなり有り難い。
食後の食器洗いは長女の仕事としてあるし。但し、時間外の食事の食器は結局、私が洗う。なので、非常に嬉しいことでした。
会話も弾んで、おじいちゃんも御機嫌だし。お父さんも嬉しそうで、まるで幼い子供に話しかけるみたいに、ぎこちなく「戴きます・・・言ったか?」「こら!ピーマン食べろ」「椎茸、残すな!」なんて親父の威厳を見せたり、それが滑稽で、可笑しくって、笑いを堪えてた。
この頃は、叱ることも減って、親の威厳など見せつける機会も無い。子供も子供なりに、親の老化を見ているようで、弛んだ皮膚を摘んでは、「もっと、運動しいや」なんて、自分を棚に上げて言ってくる。
まだまだ、負けられない、特にお父さんは負けず嫌いだし、それなりに健康を維持していたいと思う。