家族の変容

hitto2010-04-05

4月になると、周りから刺激を受け新しいことを始めたいという欲求が自分にも生じてくる。
自由になる時間もそれなりに増えてきたし・・したい事はあれもこれもと沢山あるのだけれど、だらだらと時間に押し流されてしまうのだろうな。というより、パソコンに向かっている時間が多くなるだけでは少し心配。
お爺ちゃんを一人置いて行けないので外出するのには制限があるかな。
自分自身に起きる新しい出来事など滅多にやっては来ないけれど、周りはどこか落ち着きがなく、我が家の子供達もこの季節、それぞれに転機を迎えているようです。
そのことで今までの家族6人の生活が変化して、日によって変則的な家族構成になってしまいました。

滅多に帰らない長男、今は都会の真中に出稼ぎ、友達とルームシェア―とお気楽に暮らしているようですが・・危なげな生活です。
長女も大学の図書館とソーホーを掛け持ちしていましたが、運良く本採用の職に出会いこの4月中に我が家を離れ独立という流れになってしまいました。
次男は相変わらずフリーターのままで車を独占、週末には友人やら彼女を招き入れ騒いでいるのだけれど・・23歳までここに置いてと懇願するので、それじゃあ仕方がないと、居候の如き居座るのです、が・・本当は子供が一人もいなくなると、私はとっても困る。
第一にお爺ちゃんの病院の送り迎え(そこかい?と声がかかりそう)それに食後の後片付けやら何やら長女に頼ることが多くなっていました。
といっても其のことで子供達を引き留めるわけにはいかないので、お爺ちゃんの病院は土曜休みのお父さんが付き添うことも出来るのだから、まあ安心してこの家から旅立ってほしいと普段から言い続けていたのです。

離れてしまっても心配の種は無くならない。
これも時間が経つと慣れてくることかもしれないけれど。
それに離れて暮らすといっても大阪府内、車を走らせて1〜2時間程度のところにいるのだから。
これからは、この距離感を巧く保ちながら、一人前の大人と思って付き合いを考えなくてはならないだろう。
先を行く友人たちの言葉を参考に、私も寂しがってばかりじゃいられない。
確実に親離れして経済的にも自立していく子供に対し、内心子離れ出来そうにない自分が本当に情けないと思う、けれど精一杯子離れしているという「フリ」はできているつもり。
そうしていつか本当に子離れしなくては。

この反動が一番の現実問題として起こっているのが、手抜きの食事(今さらとも思うけれど)。益々力が入らないのでは夫に申し訳がたたないので、それなりに手の込んだ食事を心がけよう。