「明日の記憶」を見て・・・

hitto2007-07-12

今日の生協は、TKさんの奥さんでは無く、旦那様が代わりに参加。
一風変わった雰囲気に包まれた。
始めて、お喋りする間ではないが(いつも自家菜園の野菜を頂戴するので)・・・今年の2月に無事定年退職をされて、今は、今後の自分の暮らしをどう充実させるか思案中との事。見た目にも若々しく(奥様も若々しい))始めは、生協の配送者が変わったのかと思ったほど、嫌々来たのではなく、この輪の会話に自然にとけ込んでいたのは、流石だった。
TKさんの夫婦円満を垣間見た気がした。羨ましい〜!我が家のお父さんも進んで参加するタイプだけど。


昨夜は、前から見たかった「明日の記憶」録画をやっと見ることが出来た。
映画館に行ったが混み合って入れなかった。

評判どおりの内容で、約2時間、席を外すことが、ためらわれた。途中、長男が帰って来たので、仕方なく、食事の準備。約5分。暖めるだけの作業にも気が入らない。
佳境なのに・・・。ところが、準備の間、長男も普通じゃない、渡辺謙さんと樋口可南子さんとのやり取りに引き込まれ、その迫真の演技に唸っていた。

これから起きるかも知れないこの病に、やはり無関心ではいられない。
もの忘れの点では何度も経験済みだから。

この映画で一番強く感じたことは、病が引き起こした回りの状況よりも、夫と妻という二人の愛情の深さだと思う。 互いに支え合う夫婦の絆の深さに、二人の眼差しが見ている方にとても良く伝わってきた。
当事者になった場合はどうだろう?  私は、きっとこの映画(本)をお手本に頑張るだろう。だけど自信はない。なってみないと分からない部分も多い。
今までだって、良妻賢母ではないし。と、又取り越し苦労が始まった。

長男は(暖まった)食事をテーブルに残し、寝そべって見るお父さんの横で、最後まで見てしまった。
お父さんもこの映画に関しては、見る方が優先と思ったのか「冷めても(食事)食べるのは自分だから見せてやれ」だって。
じゃ〜、私が立つ必要はなかったやん、ん、もう!
それにしても、アルツハイマー病に見られる初期症状は、日常の中にも心当たりのある場合が多い。
脳の萎縮が有るか無いか?調べて貰った方がイイのかな〜?