やっちゃん、生まれてくれて、ありがとう。

hitto2007-07-14

台風が近づき、雨風が強い為か、いつもより病院は患者さんが少なかった・・・ような。時間にして、一時間は違う。外では、雨が殆ど降りっぱなしで、傘も差していられない強い横殴りの風が吹いていた。
検査結果 FーT3・・・3、26(正常範囲0、61〜4、68)
FーT4・・・0、87(正常範囲0、75〜1、43)
正常にはなったが、薬のお陰、朝晩一錠づつ飲んでいたメルカゾールを暫く、一日一錠の服用になった。今までの半分の量だ。このまま、正常範囲に落ち着けば良いのだけど。
食事に気を付けていたが、コレステロールは前回と殆ど変わらず。「あまり気にする事もない」と言うので、あまり気にしないでおこう。でも、脂っこいものは食べ過ぎにならないようにしないと。
今日は、お父さんが休日出勤の筈だったが、急遽、変わりの人がいて休みになった。
三連休だ。何処か行きたいが、この天候ではそうもいかず、帰りにスーパーへ寄って、お好み焼きの材料を買って帰って来た。お昼は回転寿司・・・。ちょっと贅沢。

昨日の夜はドラマ「おかあさん、ぼくが生まれてごめんなさい・・・」(関西テレビ)脳性まひの少年(やっちゃん)のお話。
土谷康文君の詩  
 ごめんなさいね おかあさん
 ごめんなさいね おかあさん
 ぼくが生まれて ごめんなさい
 ぼくを背負う かあさんの
 細いうなじに ぼくはいう
 ぼくさえ 生まれなかったら
 かあさんの しらがもなかったろうね
 大きくなった このぼくを
 背負って歩く 悲しさも
 「かたわな子だね」とふりかえる
 つめたい視線に 泣くことも
 ぼくさえ 生まれなかったら

 ありがとう おかあさん
 ありがとう おかあさん
 おかあさんが いるかぎり
 ぼくは生きていくのです
 脳性マヒを 生きていく
 やさしさこそが 大切で
 悲しさこそが 美しい
 そんな 人の生き方を
 教えてくれた おかあさん
 おかあさん
 あなたがそこに いるかぎり

とても感動的な詩なので、書き留めておこう。

誰でも自分の幸せな境遇にあぐらをかいて、まわりにある状況にお構いなしだったりする。ときには、心ない言葉を知らず知らずに発してることがある。
たしかに私も、やっちゃんが悲しむ視線の向こう側にいた。今思うと、思いの及ばなさに腹立たしい。歳を重ね、子供を産んで育てる過程で、子を持つ親の気持ちに違いはないと思えるようになったのです。
肉体が健全であっても精神が健全でない人がこの世の中には沢山います。
やっちゃんの気持ちの純真さに、精神の健全さを学ぶことが出来ました。

演歌好きのお父さんは、三回以上も森昌子さんは、「役者に向いてる」と言っていた。
やっちゃん役の役者さんは、「凄い!」と。
北の国から」のジュン君(吉岡秀隆さん)に似ているとも・・・。
私は、右手に握ったティッシュを終わるまで離せませんでした。