善意の輪

hitto2011-01-12

パソコンが正常に動くようになって「あれ?」と思ったことがある。
自分のページに行くとカウンターの数字が減っているのでは?たしか10万を越えたと気がついたのは去年の秋ごろ、定かではないが、たかが数字、されど数字。
3日間作動しなかったことで過去に戻されたような変な感覚、3日間眠っていたのかそれともPCだけタイムマシンで過去に降りたのか。


寒々とした気候と寒々とした暮らしを吹き飛ばすような、世の中すてたもんじゃない、と思わせてくれた善意の輪が広がっている。
先週のニュースでは、日本地図を示しながら各地で伊達直人タイガーマスク)の名でランドセルや文房具が寄せられているとキャスターのかたも微笑んで報じられていました。
その時は、まだ大阪には出現していなくて、それならばと自分が大阪の伊達直人になろうかなと言っていた夫でしたが、昨日のニュースでは大阪にも善意の人物がいたようで、それに昨日92件と言っていたのに、今日はもう100件を超えているそうです。
他に肝っ玉かあさんや桃太郎と名乗っている人物もいて、何だかとっても嬉しくなります。
どんどん広がって、世の中良い人ばっかり・・と思いたいけれど、片やそうでもないだろうか。


それでも年の初めの明るいニュースで、じんわりと心が温まるのでした。
送り主の年代もほぼ私の世代だろうか?
ジョーの方はよく見ていたけれど、タイガーマスクはそんなに見ていなかったので、伊達直人と聞いてもピンとこなかった私でした。
情に厚く涙もろく、弱い者の味方、伊達直人は日本中の人々に愛されていたのですね。
ランドセルを贈るという行動を起こすことが凄いことです。
コンビニの募金箱に釣銭を落とすのとはわけが違います。
どちらも善意に違いはないですが。
送り主の言葉も添えられて未来を担うこどもたちに送られているのがいい、心のこもった熱い思いを感じるし、それに送り主が大金持ちというわけではないので、主婦のわたしにでも何か出来ることがあるんじゃないかとか、いつか小さなことでも大きな力に変えてしまう光のようにみえる。
難しい政治と関係のないところで、善意の連鎖が日本中に広がって、庶民の気持は明るい方向に向かっているよう。
世界中に広がればもっといいのになぁ。