音楽、大好き家族です。

hitto2007-07-21

昨日のうちに仕事も終わり、今日は、お父さんもお仕事なので、洗濯を済ませPCに向かっている。  すぐ後ろには、洗濯物がぶら下がり、部屋中ジメジメしているが。洗濯物に扇風機の風を送り、まるで、一昔前に流行った「ひまわり」の置物のように、タオルがゆらゆら揺れている。部屋の空気を回すと、これが結構効果がある。
 MDはS&Gの「四月になれば彼女は」で始まり、「サウンド・オブ・サイレンス」「キャシーの歌」「スカボロー・フェア」が続く。まったりした時間が流れる。その後は一連のS&Gのヒット曲が続き、こだわりを持って曲は、ポールがガーファンクルに別れを告げようと予感させている曲「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」「ニューヨークの少年」「ソング・フォー・アスキング」が続く・・・それに答える様に、ガーファンクルの「All I know」(邦題 友に捧げる讃歌)が流れる。
かってに、ポールへ宛てた返歌のように続けて録音してある。 実際は違うらしいが、物語の筋としては、この方が自然だ。
二人がソロ活動に入った時には、もう絶縁したかのように思っていたが、幼少の頃からの友情は、そう簡単には切れない。その後も互いの心の片隅には、気遣う友情の糸が確かにあった。ソロになったアートのアルバムにもポールは参加しているし、何より、セントラル・パークでの再結成コンサートまで11年の歳月は流れたものの、S&Gファンとしては、ラッキーとしか言いようがない。
同じ様にビートルズが、再結成出来たていたら、どんな大騒ぎになっていたろう?
そんなことを自由に書き込むことで、楽しいのは何故だろう。
単純にファンだからでしょう。

そう言う私も、家では、お父さんが演歌派なので、自然に演歌も耳に入る。
特にお父さんの贔屓にしている歌手は、吉幾三さん、鳥羽さん、女性歌手なら島津亜矢さん、石川さゆりさん等々・・・「歌謡コンサート」NHK「BS 日本のうた」NHKBS2は、録画してまで必ず見ている。
どちらの番組も、懐かしの歌謡曲から、必ず何曲かを本人か、出演歌手の人が歌っているので、「誰の歌だっけ?」とか、「いつの?」とか言いながら、画面下の歌詞を一緒に歌ったりしながら楽しんで見ている。
子供の頃の流行り歌は、何故か聞き覚えがあって歌えるから不思議。


2,3日前に見ていた「BS日本のうた」録画は、吉幾三さんが、一人で熱唱、連続7曲だったか、代表曲の「酒よ」で始まって、「酔歌」「津軽恋唄」滅多に歌うことのない「と・も・こ」を歌っていた。とても悲しい曲なんだけど、「田舎のプレスリー」調で、これって、ラップ?確かにラップ調。吉さんも自分で言っていたと思う。ラップが流行る随分前に自分は、もう歌っていたと。
メロディーに乗せられない程の感情が溢れた、語り口調に引き込まれる。
吉さんの歌は、いつも感情豊かで、しかも等身大の歌が多いので説得力がある。関西フォークにも似た自作自演の説得力で、聞く側の方も共感することが多い。

「酔歌」はお父さんの18番。男の切なさが滲み出た傑作だ。この曲を酔いながら歌う男性は、この日本で一番多いかもしれないと思う。お父さんは、自分の葬儀で流して欲しいと言うくらい大好きな曲なのだから。私も大好きだ。
けど、私の時は、S&Gメロディーでお願いしたい。
そんなわけで、我が家は、演歌、洋楽、Jポップなんでも有りの音楽好き集団だ。