若者はまた 歩き始める 〜♪

hitto2007-08-07

今日、持って来る仕事を今週中に終わらせてしまえば、来週いっぱいは、のんびり出来る。
一年で、一番辛どいと感じる季節だ。
暑い寒いと文句を言うのは、ここだけにしよう。もっと、辛どい思いで働く人からすれば、何を贅沢な・・・となる。

8月は、広島、長崎の原爆記念日と、そして、終戦記念日と、何かにつけ、戦争にまつわる報道が多い。
様々な問題の解決の糸口も朧気な記憶になってしまった現代では、難しいものになっている。戦争を引き起こした日本の責任は大きいが、それにもまして、日本の犠牲も大きい。  戦争に駆り出された、一人一人の体験も又、様々に皆悲惨だ。
家族を亡くし、友を亡くし、62年経った今もその傷跡に泣く人達がいる。

戦争を知らない私には、想像も出来ない苦しみだ。
されど、日本を恨む国があることも確かで、未来に残す子供達が、そのことに対してどう思うのか?
ネットで繋がれた色んな情報でさえ、流す人の記憶では無く不安が過ぎる。
子供達に残すものとしたら、残酷な体験談だけで充分だという気がしている。
悲しい体験を2度とさせない為にも受けた傷をやり返すように、相手に負わせないと、強く思う人間に育って欲しい。
そして、その傷の深さを訴える勇気を持って欲しい。

子供の喧嘩でさえ、やられたら、やり返すように言う親がいるのなら、今すぐ止めて欲しい。
やられたら、やり返すのは、言葉を巧く話せないまでの子供達のすることだ。その子供達にしても、何れ相手の怒りを理解できるようになるのだから。
あ〜、話が飛躍してきた。
「嘘ばっかり」と言われない母親になろう。
やられた苦しみや、悔しさ、痛みを62年前の日本人・・・いや、世界中の人達が一度は我慢して耐えたのだから。
今も、戦争の苦難に泣く国の普通の人々がいるのは悲しい事実だが・・・。


気分を変えて・・・1966年、昭和41年、ザ・ブロード・サイド・フォーの「若者たち」や、マイク真木の「バラが咲いた」がフォークの原点(日本の)のように言われている。
私も10歳を過ぎ、リアルタイムで、この曲をテレビから聞いている。
「若者たち」はドラマの主題歌で、今で言う、「ひとつ屋根の下」と似た時代背景こそ違うが、同じような兄弟の話だった。
小学校の文化祭(学芸会かな)で、この「若者たち」のパロディを上級生が舞台で演じていたのを思い出す。
それだけ楽しみに見ていたドラマだったに違いない。配役も役に成りきって、星飛雄馬の父、一徹のようにテーブルをひっくり返していた場面は、会場が笑いの渦になっていた。
今も健在な田中邦衛さん(北の国からの五郎さん)が長兄で、弟役の山本圭さんとの衝突がいつも話の中心だったと思う。
まだ幼く話しの内容まで理解はしてはいなかったが、貧困が招く兄弟の確執だけが、記憶のどこかにずーっとある。
ただ、「若大将シリーズ」に出演していた青大将役の田中邦衛さんとは、かなりギャップがあったなあ・・・どっちが先だったのだろう?