長男の悲しい厄日・・・

hitto2007-10-24

秋晴れの日が続く・・・空を見上げる余裕が、私にはあるということが嬉しい。

だけど、長男には無い。
何故なら、最悪と思う出来事が、次から次へと長男の身に起こっているからで、もうこれ以上はご勘弁を・・・と、打ちひしがれている。

朝、ワゴンRに乗って学校へ向かい、学校まで後わずかというところ、前を走るバイクを抜かそうとスピードを上げました。
「ハイッ!待ってました」とばかりにお巡りさんの誘導・・・スピード違反でしたとさ!

バイクでは、何度か経験済みだったが、自動車では始めてだった。
同じ場所で、時々横目で見ていた「ねずみ取り」・・・まさか自分が?と思った時は既に遅し・・・悔しい経験は、反省というより、恨み。
若い故の言い訳は、見事に通用しない。「だって、バイクが前を・・・ムムム・・・」


今度は、帰り道・・・自宅まで後10分というところ、環状線を順調に走っていた。
2車線ある道路、中央分離帯側の左車線・・・
多分、何かに怯えて突っ走ってきたのだろう。
対向車線を抜けて分離帯を越え、長男の乗る車の真ん前に、「子猫」が飛び出した!

瞬時のことだった!

後続車が、何台も有るところで急ブレーキは踏めず・・・タイヤがボコッと乗り上げる鈍い振動を身体全身に感じたそうだ。
その感触も覚めやらず、帰宅した長男は、食事をとる元気も残されていなかった・・・友達と軽く食べてきたらしいが。

どうやっても、前向きに捉えようがない。
慰める言葉も虚しく、現実に起きた「これでもか!」という不幸は、本人が受け止めて対処しなければ、いつまでも気持ちの整理がつかない。

厄日のようで、実は教訓のような出来事。

ついでに思い出したことがある。
朝の「目覚ましテレビ」8時前・・・星占いも後半・・・「○○座、出てきた?」朝に余裕のない私に、長男が聞く。
私は、殆どテレビ画面に目をやらず「最後に出て来るんじゃないの?」「ほらっ!」 「今日のアンラッキーなのは○○座〜・・・」間違いなく長男の星座だったよね。

これも、オッパッピー!と信じるつもりはないが、こんな、分かり易い暗闇から、一日も早く立ち直って欲しいと望む母でした。

生涯忘れることのできない出来事だが、これから先の方が、幾つもあるに違いない。
狼狽えることなく、冷静に対処して欲しいと願う母でした。

お清めに「塩」を一握りアルミホイルに包み、持って行ったが、心でどう呟いたのか?