懐かしのフォーク・・・「風」

hitto2007-10-31

音楽に耳を傾ける間、パソコンに向かう間、本を読む間、好きな縫い物をする間、絵を描いている間、友達と話しをする間等が私個人でいられる。
必ず横やりが入ることが欠点。
そのことを欠点と思うこと事態、主婦としての仕事に不満を持つ証拠でもあるのかな。もっと手早く主婦から解放されるのは、旅行に出掛けることだろうか?
旅行ともなると、先立つものが必要なので、日常は、それ以外のもので満足・・・する。


懐かしのフォーク・・・「風」
「遠い世界に」と同じ年、はしだのりひことシューベルツが歌った 「風」が1969年大ヒット。
はしだのりひこ( 端田宣彦さん)って、何者?と思うほど、この人の関わってきたグループ(ザ・フォーク・クルセダーズ、シューベルツ、クライマックス、他)それぞれに大ヒットがある。
しかもこの人は、メジャーなところで歌っていたので、自然にメロディーが耳にこびり付いて、いつしか自然に口ずさむようになっていた。
プラタナスの木を意識しては、この歌を(単純・・・)札幌にもプラタナスの木が結構あったと思う。
そして(ただの風)そのものが心地よく心に響く・・・冷たい風、爽やかに吹く風、嵐のような風・・・人生に例えても色々あるってことでしょう。
今風に「千の風・・・」も良いかな。
それと、ボブ・ディランの「風に吹かれて」
The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.
(・・・風に吹かれている  答えは風に吹かれている)
こんなフレーズもつい思い出してしまう・・・風・・・三大名曲?

シューベルツの「風」は、はしださん最大のヒットでした。
歌い出し「人は誰も・・・」の歌詞も良いです、北山修さんの作詞です。
作曲は、はしだのりひこさん。
そして、最後に盛り上がって「振り返らずただ一人・・・♪ 」若者が自立していく力強さを感じます。
私にとって、この曲は、どちらかと言うと、みんなで歌うというより、自分に歌う応援歌のような曲でした。
くじけそうになった時、誰もが同じ苦しみを乗り越えて頑張っているんだと思うと、力が沸いてきます。
その頃は、深く掘り下げることもなく、ヒット曲として耳に入ってきたのでしょうが、この歌詞を今更のように聞くと、とても奥が深いです。
今だから、感じるものが多いということでしょうか?母として、人間として、自立しているのでしょうか?・・・とても、とても・・・疑問・・・。

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♪人は誰も  ただ一人旅に出て
人は誰も  ふるさとを振り返る
ちょっぴりさびしくて  振り返っても
そこにはただ風が   吹いているだけ

人は誰も  人生につまずいて
人は誰も  夢破れ振り返る

プラタナスの枯葉舞う冬の道で
プラタナスの散る音に振り返る
帰っておいでよと   振り返っても
そこにはただ風が   吹いているだけ

人は誰も  恋をした切なさに
人は誰も  耐えきれず振り返る

何かをもとめて   振り返っても
そこにはただ風が   吹いているだけ

振り返らずただ一人一歩ずつ   振り返らず
泣かないで 歩くんだ ♪