ちょっと振り返って

hitto2009-12-01

12月、去年の今頃は大変でした。
お爺ちゃんが入院してカテーテル検査をしている。

毎日がお爺ちゃん中心の日で、その後の頚椎の手術は成功したものの、術後のせん妄状態で泊まりがけの看病でした。
それからすると今年は平和です。
一年を振り返るには早いけれど、今年もいろんなことがありました。

一番は何と言っても、サイモン&ガーファンクルの来日コンサート。
二人が並んで歌っていたことが今も奇跡のようだったと思っている。
それ程叶わぬ夢だと思っていたから。


2003年に始まったオールドフレンドツアーは既に終えているし、何年も空いた後に日本へ来るなんて余程の事がない限り信じられない出来事だった。

これをサプライズと言わずして何を言うのだろうか、ポールのアルバムに掛けて日本のファンを驚かせたかったのだろうか。
あまりの突然の告知に胸が張り裂けてしまいそうだった。


「うそー!ホントー!?」って、言うのは興味のない人にとって滑稽な言い回しだと感じるだろうが、その時の自分の頭の中はパニクって「うっそー!」と叫んでいたと思う。


こうして月日が過ぎてしまうと、その場にいた自分さえも信じられず、夢を見ていたのではないかと思うほど。
本当に良い思いをさせて戴きました。


今年還暦を迎えたアーティストたちがファンに感謝の意をこめてアチコチでコンサートを開いているけれど、サイモン&ガーファンクルもきっと同じ思いでツアーを計画してくれたのだと思う。


ただ自分が日本人だからか、二人にとっての日本のファンがどんな風に写っているのか、まるで自信がなかった。
日本って、世界から見るときっとちっぽけな国だし、大凡の外国の方には中国も日本も見分けがつかなくなっていると聞くしなぁ、実際洋画を見るたびに、これ中国人?日本人?絶対日本にこんな人はいない!って言うような人が日本の姓を名乗っていたり、悲しい認知度だから・・・


丁度時間になりました。夫の御帰還、なんだかサイモン&ガーファンクルの想い出しか書けませんでした。