海へ行きたいと思えば、何処にいても数時間で行けるには・・・行けるのだけど・・・実際には、そうは行けない。
先週の土日、たっぷりと海の景色に和み、反射的に出てきた曲は「海は恋してる」だった。
昭和43年（1968年）ザ・リガニーズが歌った曲です。
幼い頃に歌った「海は広いな〜大きいな〜・・・」も身体に染みついていますが・・・この「海は恋してる」の曲は、ちょっと大人の気分でありながら、可愛い。台詞付きでしたがそこまでは出てこない。
自分ではそんなに古い曲だとは思っていなかった・・・だけど随分昔の歌だったのですね。
感傷にふけって海を眺め、少し立ち止まるのが大好きだった私・・・２０代の若い頃、よく一人で海の見えるところまで出掛けました。時には夜行列車にゆられて網走、えりも、近場では石狩・・・泳げない私は、ただ海を見るためだけに・・・現実逃避。それも決まって夏が終わりを告げた頃でした。
何を考え何を思って海を見ていたのか？２０代の日記を全てなくしたのですっかり忘れてしまった・・・だけど、海の景色、匂いが記憶の片隅に残されていたりして、切ない気持ちがなんとなく蘇るのです。
「海は恋してる」 作詞：垣見源一郎 作曲：新田和長
海はすてきだな 〜♪
もう一曲、こんなのもありました（これは今回出てきませんでしたが、いい曲です）昭和45年にヒットした「誰もいない海」トワ・エ・モアの代表曲とも言える曲でした。こちらは、ちょっと泣けちゃう歌詞ですけど・・・死にはしないと・・・自殺者の多い昨今・・・今の時代にこそ多くの人に伝えたい曲です。
「誰もいない海」 作詞：山口洋子 作曲：内藤法美
今はもう秋 〜♪
死にはしないと〜
