いつか見る虹・・・

hitto2008-07-24

先月14日に発生した岩手・ 宮城内陸地震震度6強を観測したばかりなのに、東北地方でまた地震が起きた。
今度は岩手、青森方面に震度6強の地震・・・テレビではその被害状況を伝えているが、先月起きた地震の被害ほど大きなものではないよう・・・良かった・・・それでも、こうも地面が揺れるのは恐い。そこに住む人の不安は大きいでしょう。

大阪は地面が歪んで見えるほど日光に照らされている・・・地下が何時どう動くなんて予想もできないが、万が一でも大阪に地震が発生したら・・・と、この暑さの中、外へ放り出されること事態考えるだけでも恐ろしいことです。



滅多に遭遇しないのだけれど、みんなの歌(NHK)でイルカさんが歌ってる「いつか見る虹」が優しくて良い。
NHK「みんなのうた」を検索すると、クラシック音楽モルダウ」・・・チェコの大作曲家スメタナの連作交響詩「我が祖国」の2曲目の作品・・・から、イルカさんが自身の思いを託し素敵な歌詞をつけたということらしい。
チェコモルダウ川の流れのようなメロディーは、聴きやすく・・・誰でも一度は聞いたことがあると思います。
イルカさんの語りかけるような歌詞が、そのメロディーにのって優しいのに重く響きます。反戦の思いや、世界平和を歌った曲のようにも聞こえます。
最愛の夫を亡くした悲しみを自身の胸に秘め、こんな素敵な作詞ができるなんて凄いことです。そして心を込めた歌い方に、2度3度聞いてる私も、その時間はテレビに寄り添っているのでした。アニメの映像にも惹き付けられます。

作詞:イルカ
作曲:イルカ
原曲:B. スメタナ
編曲:内池 秀和
アニメーション:米田 春香


「いつか見る虹〜“モルダウ”から〜」   

愛する者のいる事は 幸せな事と思うけれど
出逢いがあるなら 別れも訪れ
喜び悲しみ背中合わせ  せめてここに生まれた事を
愛おしく思えば


悲しいだけでは泣きません   あなたの心も 凋むから
あたたかな心に 触れたとき   思わず涙が こぼれます


春の女神が 微笑めば   すべての命が 萌え出して
根雪も溶けて 若葉に光り   土に沁みる その時・・・


歓びの涙の ひと雫   小川の様に 流れれば
いつしか海原に 辿り着き   大空に光る 虹となる


私の一番の悲しみは 愛する人と人同士が
時にはいさかい 憎しみ合うこと   どれ程心離れていても
いつかきっと分かち合える    その日が来るまで


悲しいだけでは泣きません    私の涙のひと雫
いつか虹になれと 祈ります
歓びの光 放ちながら


いつか いつか 愛が・・・   あなたの心を 照らす日まで
涙はあたたかく ある様に・・・