金メダルへの闘い

hitto2010-02-22

朝起きた時の結露は、正午を過ぎたころにはすっかり乾いてなくなっていました。
外は春の陽気。
リサイクルのプラをまとめて回収場所に置く。
側の池の鯉が大きな半円を描き底へ沈んでいく、ぼんやりと水面がゆれているのを眺めていた。
午後になって、枯れ果てた花壇と埃っぽいアスファルトに向けて水撒きをした。水は冷たいが気持が良い。チューリップの芽が5センチほどに伸びていました。


昨日、一昨日と梅巡り。
満開の木もあれば、つぼみの硬い木もあり、全体からすればまだ5分咲きというところかな・・来週はもっとも見頃。



オリンピック週間、もう半分が終わってしまいました。
まだまだ見どころ沢山。

昨夜は「龍馬伝」からスペシャル「浅田真央・金メダルへの闘い」BS1の男子フリーのおさらいを、昼間の散歩で体力を消耗し切っていたけれど、目を擦りながら観ていました。


真央ちゃんとヨナちゃんを比較しながらも、(ロシア大会)出だしで挫かれた真央ちゃんの演技に思わず胸が痛んだのでした。
そして尚のことキム・ヨナ選手の演技は見事、シーズンを迎えて最初の大会から衝撃が走るほど完成されているのに驚く。
ただ番組は浅田選手のフリー「鐘」とヨナ選手のショートである「007」を対比させているようで、何故フリーの「ピアノ協奏曲」の方じゃないのだろう?
それだけ「007」の印象が強く残り、ヨナ選手の特徴と捉えているからだろうか。
インパクトあったものね・・ただ初めて観た時の衝撃は回を重ねるとそれほどではなく、フリーの「ピアノ協奏曲」の方はどうだったのかとYouTubeで見直したりしてしまいました・・やはり思い出せないくらいに印象が薄くなっている。


むしろこの解説を得て真央ちゃんのフリーの演技「鐘」のスケールの大きさや、技術の素晴らしさの方に、改めて凄い選手だと気付かせてもらえました。
タラソワコーチの涙も「鐘」に拘る意志の強い真央ちゃんも、迷いながら完成度を高めてきたことなど、観終わるとため息がもれてしまいます。
オリンピックのリンクに立つ真央ちゃんを、きっとウルウルとしながら観てしまうかもしれない。
数秒の狂いもないジャンプと表現を両立させ、ジャンプとジャンプのつなぎである演技力を完璧にしていく。
試行錯誤の努力を重ね遂に4大陸に完成したと思われましたが、オリンピックこそが目指す頂点なのだから、そこで力を存分に発揮できればと願っています。
ただ見守るだけのファンであっても、平常心を保てないどころか考えるだけでドキドキしてしまう、当の選手たちはどれ程の緊張感だろうか、後は祈るしかないです。


ショートの滑走順が発表されていました。
5組目のグループ
21 ラウラ・レピストフィンランド
22 浅田真央
23 金妍兒(キム・ヨナ) 韓国
24 鈴木明子
25 アリーナ・レオノワ (ロシア)

6組目、最終グループ
26 ジョアニー・ロシェット (カナダ)
27 シェベシュチェーン・ユーリア (ハンガリー
28 レイチェル・フラットアメリカ)
29 カロリーナ・コストナー (イタリア)
30 安藤美姫


地元カナダのジョアニー・ロシェット選手のお母様が21日に亡くなられた・・・と、は・・。何と言うことだろう・・・悲しみに暮れる間もなく演じなければいけないとは・・それに、このオリンピックをどんなに楽しみにしていただろう。
ジョアニー・ロシェット選手のお母様のご冥福をお祈りいたします。