ひとり見る「歌謡コンサート」

hitto2008-03-19

今日の天気予報は、一日中雨・・・朝からもの凄い風の音が何度も聞こえていた。まるで、海辺に建つ家のように風にあおられている。窓から外を見下ろすと、お向かいのバイクのカバーが今にも外れそうだ。

今日は、長男が歯医者へ行くと言うので、バイトは休み。土日無しの久しぶりの休み・・・なのにこの雨の中・・・自転車で傘をさして(歯医者へ)向かった。
後、もう一回で終わるようです。
お昼には帰宅するので、昼御飯の準備、お父さんを抜いて皆いるわけで、チャーハンだけ作るとしても、かなりの量(5人分)。趣向を変えて今日はそば飯・・・お爺ちゃんも大好きなのです。
朝から働く母の姿を見るものの、みんな「無視かい?」とここでもひとり空回り。
まあ、無視されている方が仕事ははかどるというもの。


ここのところお父さんも仕事がハードで、昨夜なんか折角準備万端でテレビの前に寝そべって「歌謡コンサート」が始まるのを楽しみにしていたのに・・・。
最初に出てきたのが吉さん、「娘に」の曲で始まりました。
お父さんは「オー、吉さんが最初に歌うのは珍しい・・・」などと呟いて・・・見て(聞いて)いるのだと思ったら、吉さんが歌い終わる頃には、もう寝息が聞こえていました。
かなりお疲れなのです。
仕方なく、録画に切り替えるものの、音量を低めにして他番組に目をやっても興味が湧かず。

NHKに戻り、後でまた見る羽目になるけど、小さく流して聞いていました。
堀内孝雄さんに五輪真弓さん・・・それに氷川きよしさんや話題のジェロ君が出演するではないか。
ばんばんの姿まで見えたので、これは2度見ることになっても「まっイイか」と。

考えてみると演歌が殆どの「歌謡コンサート」ですが、出演メンバーの顔ぶれを見る限り、演歌で区切れない感じがしました。区切る必要もないのだけど、ドが付く程の演歌が無いのは私には聞きやすい。

昨夜の「歌謡コンサート」はフォークの流れを汲んだ歌番組と言う気がしました。
「野風増」や「時の流れに〜鳥になれ」懐かしの「いちご白書をもう一度」等・・・。

ジェロ君の「海雪」もゆっくり聞けたし。
思いの外良かったのは、氷川君が歌った「バスストップ」凄く氷川君に合っていると思いました。
こんな歌を出したら良いのに・・・なんて思ってしまいました。
新曲も良いけど、こんな雰囲気の歌が凄くハマっていると思うのだけど。

ばんばんの「いちご白書をもう一度」の裏話も楽しかった。
ユーミン(あの頃は、まだ駆け出しでした)の作詞作曲ですが、学生集会へも・・・のあたりは、ばんばんがメロディーに合わせるアイデアを自ら出したとか。


いつのことだったか、ラジオだったっけ?
ユーミンと呼ばれるようになったのは、結婚してからだと誰かが言っていたと思う。松任谷・・・とは言いづらいし、ユーミンの方が親しみも湧いて響きが(ムーミンみたいで)イイですものね。すっかり定着してしまいました。
私は、この曲が好きで「いちご白書」を見に行きました・・・確か3本立ての映画館で。そんな事を考えては良い時代だったな・・・と。