大きな耳、小さな口、優しい目

hitto2008-01-20

NHK「フルスイング」が面白かった。
初回の1時間で泣かされてしまったのです。

プロ野球の打撃コーチだった高畠導宏さんの実話というこで、ますます一生懸命な姿に感動を新たにしました。
主役の高畠さんを高橋克実さんが演じていましたが、迫真の演技というより、そのままの高畠さんだったのだろうと思うほど自然だった。

不信人物に見間違われるくらい、教育実習生とは似使わない彼が(還暦近いというだけで驚きなのに)たった2週間という短い教育実習の間に、こんなにも生徒達に慕われ本気にさせるなんて。

真っ正面から生徒にぶつかれば、生徒もそれに答えてくれる。
「大きな耳、小さな口、優しい目」私もノートに書き留めておきたいと思いました。

初回は、生徒達にいかに「夢」が大事なものか、一人、一人に夢を聞いて歩き、最後に自分の体験を語り、「君達は私の宝だ。少なくとも一人(ドラマの中では高林先生)は、君達の夢の応援をしているから、忘れないで欲しい」と本心から言える教師に、今のどの子供も出会えることが出来れば・・・。

頑なに口を開かなかった生徒が(勿論どの生徒にとっても)高林先生に出会えたことは、なんてラッキーなことだったでしょう。カメラにポーズをとっての集合写真は感動でした。

後5回の展開が楽しみです。
難しい思春期の子供達と、どう本気で向き合ってこられたのか?そして子供達はどう成長していくのか?
30年のコーチ人生を歩んだ高畠さんは、人としても素晴らしい方で、生徒にも教師にも多大な影響を与えたのでしょう。
ひとりでも多くの(特に教育に携わる)人に、このドラマを見て欲しいと(NHKの番宣のようですが)思いました・・・って、お父さんが留守で勿体ないことをしたな〜、なんてね。

私は、裏番組の「石川さゆりさんのライブ(BS)を録画してね」・・・とお父さんに言われていたので、こちらは録画せず、残念。

今回、新ドラマにあまり興味を持てずにいましたが、「フルスイング」は、かなり上質のドラマだと思います。
50代前半、私もまだまだ夢を捨てる歳ではないと思わせてくれる。
そして私にとっての宝である子供達の夢も陰ながら応援していきたいです。
「大きな耳、小さな口、優しい目」で。

読売新聞  Y&Y 日曜版
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