雪かきは、気を付けて・・・

hitto2008-02-18

日本海側の積雪は、相当なもので雪下ろしの事故が心配になります。
屋根の雪下ろしも大変ですが、屋根から雪崩のように滑り落ちる雪は重たくて、その音を聞くだけで身が縮みます。そこに人間が立っていたら・・・と思うと今でもゾッとします。
つららから滴が落ちる日は、危ないです。


子供の頃に育った家は、大通りから10メートル程の中通りを通ったところにありました。その10メートルの間は2件の商店(お店の入り口は大通りに面している)で、屋根の軒下には、子供の胴回りより太いつららが、いくつもできていました。

大雪の降った冬は、その間の雪は、二階の窓に手が届くくらいに積もっています。
私達子供が少し手を伸ばしても簡単につららを手にとることができ、時にはつららを折って遊ぶこともありました。が、危険はその後にやって来ます。

今ほど除雪作業が進んでいなかった時代なので、春の雪解けを待つまでの長い期間を殆ど氷の塊の様になってあったと思います。春がもうすぐという時に、その2件の家の軒下から時々地響きがする程の雪が落ちてくるのを目の当たりにした覚えが何度もあります。
真下にいたなら間違いなく死んでしまうか、大怪我でしょう。

そこを通る時は、子供心にいつも緊張して走っていたと思います。実際毎年何人もの人が犠牲になっているのです。
そう言えば、学校の屋根からも時々落ちる雪の塊が音をたてていました。
北国の人は、それをよく知っていて、なるべく危険な道を避けているのでしょうが・・・。道路も広く軒下を歩くなんてことも殆どないでしょう・・・一番多いのは、雪下ろしをしていて屋根から滑り落ちる事故かも知れません。

どうか、気を付けて雪かきをして下さいね・・・と、匿名の主婦が誰に宛てて言っているのか?と思うと可笑しなものです・・・事実、古里にいる人間とのメールでは、同じ様なやり取りはしています。

もっとも、今は屋根に上がることは無いようです。それでも、屋根から落ちる雪は、今でもあって、時々隣の窓や自宅の窓まで押してきて危険な状態になることも有り得るので、そこで暮らすのは本当に大変なことです。

歳をとると一戸建ての家より、マンションが良いのでは?と単純に思うのですが、四季折々の楽しみは捨てがたく難しいところです。
雪かきで体力を養うのも又良しか・・・。


東京マラソンで、5時間を切った81歳の男性に励まされ、今朝もウオーキングに出掛けたお爺ちゃん・・・私もまだまだ負けてはいられません。