ごちゃ混ぜに、ブツブツと・・・

hitto2008-03-21

次男から捨てて良いと譲り受けた教科書(高校の)やら・・・を処分するには勿体なく、かといってソレを本棚に直せる程のスペースもない。
掃除をしながら、自分専用の本棚を少し整理・・・これがなかなか手強い。


一度開いた、なつかしのメモに目をやると、その場にしゃがみ込み、足がしびれるまで見ることに・・・。捨てられないが、捨ててしまおう・・・と覚悟がつくまで(時間の経過を)後悔するほど暇がかかった。
書くことはそれ程嫌いじゃなく、子育てをしながら、気持ちが躓(つまづ)く度に、子供の使い古しの大学ノートに思いをぶつけていたり。

自分の事なので、どんなブログを読むより面白い。・・・って、その時々は真剣に悩んでいる。何度も、何度もくじけ、思い通りにならない子育てについて、又その時分の暮らしに八方ふさがりの状況が痛く分かる。
不思議なことに、嬉しいこと、楽しかったことがそれ程書かれていない。
ここがどん底という時に限って書かれている自分の文字の乱れを見て、その時の気持ちがとても愛おしく、それでも頑張ってきたやん・・・と呟いてみせる。

余程、今のブログより濃いが、どれをとっても紹介出来る事柄ではない・・・我が家の恥の部分で占められているのです。
半日を想い出の中に足を止めていました。

普通に見える暮らしにも、幾度も山が有り、谷が有り・・・。それが有ったから、今が有ると思えるし、やり直したくても、もう過去には戻れない。
子供も親も成長の軌跡を語れば、こんなものかとも思える。

それに比べれば、今はなんと平凡で、平穏な毎日か。
不幸の周期は、いつ巡って来るとも知れないが、、その周期も長くなってきているようです。


3月も残すところ10日。
テレビ番組もドラマは殆ど最終回を終えている。昨夜は、「3年B組 金八先生」「鹿男あをによし」の最終回。

金八先生は、いつになく迫真の演技で、先生も生徒も涙涙のお別れでした。
卒業という点では、ドラマにおいても卒業は嘘ではなく、生徒ひとりひとりの思いは、語るに語り切れない思い出があったのでしょう。
クラス全員で読んだ答辞は、感動ものでしたが、残された3年A組のことをここで考えるのは、やっぱり野暮というものかしら・・・ドラマだもの。


鹿男あをによし」の方は、無難にハッピーエンド・・・奈良の美しい景色を見て、その場に佇んでみたくなりました。
玉木宏さんの役柄が、どこかお茶目な2枚目に定着しそうですが、NHKでやっていた「氷壁」のような役柄で今度は楽しませてくれたらと思います。
今回、綾瀬はるかさんの台詞の覚えの良さにも感服、あんなに歴史上の有ること無いことを淡々と早口で言えるなんて、物覚えの悪い私は、ただただ尊敬してしまいます。先が本当に楽しみな役者さんです。


横(長女)から、もう少し世界情勢に目を向けたら・・・なんて声が聞こえてきます。でもね、世の中にどんな厄介なことが起きても、祈りに似た思いにしかならなく、知るほどに難しく、意見の言えるものがないです。

ダライ・ラマ14世の講演を聞きに行った経験を持つ長女は、中国チベット自治区ラサで発生したチベット仏教僧らによる大規模な暴動が気になるのでした。
中国批判の声も高まる中、私は今はもう中国の人達とはどんな事があっても喧嘩してほしくないという思いだけが強くあって、中国産がどうだとか・・・勿論食の安全は大事なことだけど、上手に付き合ってもらいたいのです。きれい事でしょうか・・・。
誰かが、中国政府と中国人は違うと言っていたけど、今の中国を動かすのは、やっぱり今の中国人の声だと思います。
オリンピックが心配です。