花と小母さん・・・

hitto2008-05-27

根が単純なので、無意識に出てしまう鼻歌は、いつもワンパターン。
行動のパターンで決まってでてくる曲は、全て懐メロ。

この頃は思い出せない歌詞を検索したりするので、ついブログに載せたりしてしまう。
音楽が身近にあるうちは、気持ちに余裕が有るってことだろうか・・・気持ちが追いつめられた時は、鼻歌なんか出てこない。
そんな時でも(いつもの習慣で)スイッチを入れたラジオから聞こえてくる曲に耳を傾け、どっぷり感傷に浸ることは多々ありますが・・・
そんな時、バラード調のゆるやかな曲に触れると浸みるのです。ついボリュームをあげて、何て曲?とメモるのです。


今朝はゴミ出しの日。
友人に戴いた苗を(花の名は?忘れてる。後で又聞いておこう)植え替え、伸びきった雑草を抜き一緒にゴミ出しを・・・
ミニ薔薇を数本摘んでは「花と小父さん」のメロディーをハミング。(今日の写真はチューリップ・・・一ヶ月ほどずれてしまってます・・・)

1967年(S.42)伊東きよ子さんが歌っていたようです。
浜口庫之助さん、作詞・作曲・・・随分昔から私のお気に入り鼻歌レパートリーになっていますが、その曲に対しての知識はまるでありません。そこで始めてネットで知ることに。

健気に咲く花の命は短くて、それでも精一杯疲れた小父さんを癒してしまう。
子供の私がこのメロディーと歌詞に惹かれたのは、どこか陰のある少女だったのかもしれない。最も私の淑やかな部分だったような・・・その一方で、ボール遊びやかけっこに明け暮れる子供でしたから。

作詞作曲 浜口庫之助さんの曲に「バラが咲いた」もありました。


「花と小父さん」 作詞・作曲 浜口庫之助 

小さな花に 口づけをしたら
小さな声で 僕に言ったよ
小父さんあなたは やさしい人ね
私を摘んで お家に連れてって
私はあなたの お部屋の中で
いっしょうけんめい咲いて
なぐさめてあげるわ
どうせ短い 私の命
小父さん見てて 終わるまで

かわいい花を 僕は摘んで
部屋の机に 飾っておいた
毎日僕は 急いで家に
帰って花と お話をした
小さなままで かわいいままで
ある朝花は 散っていったよ
約束どおり 僕は見ていた
花の命の 終わるまで