受験期の父親

hitto2008-11-18

晴れ間が時々見えていますが、外は寒いそして風が冷たい。
買い物に行き渋ってパソコンの前に座る優柔不断な私。
メールをチェックして、お気に入りを一つ二つ覗いた後、今日はオードブルを検索・・・あるわあるわ。
大写しの写真をヒントにセンスの良い並べ方などを参考にしてみよう。
並べられるメニューは、自慢の自作手間いらずのいつもの献立。
各自の皿に盛り分けられるより、大皿に盛るのは豪華に見えそう。
パセリやミニトマト、レモンにアスパラ、ブロッコリーなんかを綺麗に添えるといつものおかずが見違える。
その効果を利用して少し頑張ってみようと思っています。
実行の日は29日ともう少し先の話です。 が、私よりも夫の方が興奮気味、29日土曜は出勤の日なので、手伝いは出来ないがひとりで献立を練っている。
だけど作るの私ですから。


こんな時パソコンは有り難い。参考にできるものが沢山あって、我を忘れてヨダレの出そうな献立に見入ってしまう。
人数は未確認、しかし我が家の6人分プラス来客6人プラスαにはなりそう。
簡単に考えれば2日分の献立をいっぺんに作ると思えばそう苦にはならない。
後は飲むだけだし。


今日の朝刊(読売)作家の五木寛之さんの「鬱の時代」明るく覚悟・・・と書いた大きな見だしが目につき、読めても書けない「鬱」の文字を隣りに正しく書いてみた。
なんとも複雑な文字。
私は麻生総理を笑えない人間ですので、PCのワードの機能がとても有り難い・・・と思いつつ、書くことがおろそかになっている昨今なので漢字のド忘れが甚だしいと、一方では嘆いている。
というわけで、時々新聞を書き写したりして・・・。

「鬱の時代」かと読みながら、今年の漢字一文字を考える「鬱」「臭」「逃」・・・どちらにしても「鬱」の文字に代表されそうだが・・・今年は何の字がくるのだろう?


漢字の練習をしたところで、読者の投稿欄にある「今日のノート」・・・「48泊49日」の大阪・・・現場監督一筋の建設会社勤務の中平さんのお話が。


腰を痛め3ヶ月の休養。コレをスキルアップの好機ととらえ消費生活コンサルタント養成講座に参加したという。
受講を思い立った真意は、成績が下がり気味だった中学3年の息子が受験を控えていたからだという。そんな時に父親が3ヶ月もぶらぶらしていたらどう思うか。
「おれだってやるんだよ。それを息子に見せ、頑張ってほしい」と。
いつの時代も変わらぬ「子を思う心」と書かれていた。



これを読んでいて嬉しくなりました・・・が、果たして息子はどう考えるか・・・と、我が家の長男の受験時を思い出していました。
いつも会社から帰宅すると、お風呂・食事・新聞、それを済ませると、まったりとテレビの前でお決まりの姿勢、ついにはいびきをかいているお父さん。


中学3年になる長男を見ていて歯がゆく、考え思い立ったことが「漢字検定」試験。
半年間の猛勉強で長男よりも先に受験。
見事に漢検2級に合格・・・父親の威厳をどうにか保つことができたのです・・・が、子供はいたってマイペース。
心の中では、「お父さん凄い」と喜んでいたでしょうが、微妙にプレッシャーにもなったはず。
受験事態が大きなプレッシャーなので、母親の私としては、複雑な思いでもありました。
お父さんの気持ちがストレートに伝わり過ぎて、よけいにハラハラしたものです。
だけど、このことはちょっとしたお父さんの自慢話になってしまいましたけれど。

さあそれならばと、次男の受験に合わせて1級挑戦か?・・・と期待、これが大きくはずれ、勉学に励む集中力に欠けてしまったようで、そうもいかなかったのでした。