一夜明けて・・・

hitto2008-11-24

朝から思った通りお爺ちゃんの元気がまるでない。
身体の不調を抱えて元気でいられるわけもないが、コタツに入りテレビも付けず、新聞も読んでいない、ただうつむいて今後を案じるばかり。

洗顔も済ませていないようなので、コタツの前に洗面器と湯を入れたカップと歯ブラシを持って渡しました。
熱いタオルで顔を拭き、少しはスッキリした様子。


出来ていたことが一つ減り二つ減り、立つのでさえ難しくなったことがショックで、気持ちを立て直せない。


歳をとるということは、そういうことなのだと思いながら、お爺ちゃんには
「また前のように歩けるようになるから、大丈夫、大丈夫」と元気に声をかけた・・・けれど・・・私も又先の事ばかり考えてしまっている。


遂にやってきた「介護」というその文字が、肩に重くのし掛かり身震いしている。

それよりも、まずは手始めに頸椎の学習をすることに。
加齢に伴うものだとばかり、諦め納得するわけにもいかないし。
何万とあるサイトのいくつかを読んでも頸椎のゆがみや手足のシビレに悩む人が五万といることが判る。


シビレが襲ってきたということは、それまでにも色々な症状が出ていたようで、お爺ちゃんの場合は、歩行や排尿の障害もあったように思う。
腰が悲鳴を上げていたのは、もう何年も前からだし、排尿がスムーズに行っていないのだって私は気がついていた。

いろんな症状を隠して、今になって我慢の限界が来たのだと受け止めている。
いっそ手術で治せるものなら、その方がお爺ちゃんも前向きになれるかもしれない。
もしかしたら、昨日の医師にしても年齢によるものだと始めから納得させるつもりだったのかも・・・などと・・・しかし危険を犯してまで手術とは、なかなか言えないのだろう・・・・。
だけれど、薬や電気の治療が巧くいくかもしれない。


頸椎が原因だとしても首の痛みは無い・・・今は首を曲げ運動させることはやめさせなければ。
変形した骨が尚更削られては困る。
お爺ちゃんも痛みはないが、ごりごり擦れるような音がすると言っていた。


手が使えないのは、お父さんがこの前指を切った時のようにいろいろ弊害が出てくる。箸が持てない、字が書けない、顔を洗えない・・・お風呂はどうしようか。

二日前まで出来ていたことなのに・・・本人が一番苦しい辛いと感じていることだろう。