ヨイトマケの唄

hitto2009-02-10

昨日は呼吸器科の先生との面談、お爺ちゃんも一緒に説明を受けました。
お爺ちゃんは、午後からリハビリ・お風呂と続き身体を横にできないまま、看護師さんに外来の診察室まで連れて行かれ疲れ気味・・・仕方ないか。
緊張する中、始められた話は・・・今まで何度も聞いていた話で、「肺に影があります・・・」だった。
レントゲンを撮るたびに担当医から同じ説明を受けていた。
違う病院で3回の入院、それぞれ同じような説明があったのです・・・今回も同じ指摘。


「癌かもしれないけれど、昔からある影のようなので、多分古い疾病「じん肺」だろうと・・・この病院の専門医の見解を言われたまでのことでした。
「組織の検査は高齢を考慮して、やらない方がいいでしょう・・・」とも。
1年に1,2度レントゲンを撮るように・・・とのこと。


リハビリの病棟へ移ることにもOKが出ました。
病室へ戻る途中、ナースステーションに整形外科の担当医を発見。
早速このことを伝え、リハビリの病棟へ移ることに話を進める。
今週末くらいかな?と思っていたら、今朝リハビリの病院の係員から電話があり
「今晩、リハビリ病院の担当医になる先生との面談に来てほしい」と言われ、7時前後に約束。


急にすることが増えて、バタバタ。
書類の作成がまだだった。しかも確定申告の書類もある。
お爺ちゃんが移るのは12日の木曜日午前9時半ごろの予定。


昨日は長男に付き添ってもらい、その車の中で聞いた槙原敬之さんが歌う「ヨイトマケの歌」が耳から離れない。
長男が一緒に歌うものだから、なおのこと耳に付く。
「いい歌やろ?」と長男。


美輪明宏さん(昔は丸山明宏)が歌うヨイトマケの歌を知らない50代以上の人はいないのでは・・・と思うほど有名な曲です。
槙原敬之さんたちがカバーして歌うのは嬉しいことです。
歌の力強さは、三輪さんに負けますが、それが返って今の時代に受け入れられるのかも。
歌詞は今じゃほとんど聞かれないヨイトマケの掛け声、土方という言葉も今は使われない。
変わらないのは親子の絆、母への恩なのでしょうか。
男の子はとくにこんな内容の歌に弱いのかもしれないです。
女の子はいずれ母になり、母の気持ちを理解するのでしょう・・・母ちゃんは、決して苦労苦労で死んでいったわけじゃないと。



父ちゃんのためなら エンヤコラ
母ちゃんのためなら エンヤコラ
もひとつおまけに  エンヤコラ

今も聞こえる ヨイトマケの唄
今も聞こえる あの子守唄
工事現場の昼休み
たばこふかして 目を閉じりゃ
聞こえてくるよ あの唄が
働く土方の あの唄が
貧しい土方の あの唄が


あれから何年経ったことだろう
高校も出たし大学も出た
今じゃ機械の世の中で
おまけに僕はエンジニア
苦労苦労で死んでった
母ちゃん見てくれ この姿
母ちゃん見てくれ この姿



何度か僕もぐれかけたけど
やくざな道は踏まずに済んだ
どんなきれいな唄よりも
どんなきれいな声よりも
僕を励ましなぐさめた
母ちゃんの唄こそ 世界一
母ちゃんの唄こそ 世界一


今も聞こえる ヨイトマケの唄
今も聞こえる あの子守唄
父ちゃんのためなら エンヤコラ
子どものためなら エンヤコラ