薬の飲み間違い!大変!

hitto2014-05-21

今日は雨のち晴れの天気、風が強い。


今日は、お爺ちゃんのケアマネさんの訪問の日でした。


思えば始めてかな?
お爺ちゃん抜きで、ケアマネさんにじっくり話を聞いてもらったのは・・お爺ちゃんは昨日のデイサービスをお休みして、今朝ケアマネさんが来る頃には我慢できないほどの睡魔が襲っていて熟睡していました。

今朝の私は気が動転してしまいました。
話せば長い話ながらケアマネさんに話したことの復習。


先月の中ごろからお爺ちゃんの様子が変わってきていました。

外はまだ肌寒さが残り部屋の気温もまだ上がらないころ、お爺ちゃんの部屋の出窓の横の方から冷気が入って
「寒い!」というので
「ブラインドの上にカーテンでもしようか?」と言うと
「いや、いらない」と言うのです。
ここまでは普通の会話でした。



この次に
「エアコンのスイッチは入れていないのに、冷たい風が吹き出している。エアコンが壊れている、電気屋さんに来てもらって直してくれ」と、かなり本気で怒っているのです

「???」・・待てよ、これって可笑しい、まさか認知症の初期とか。




ケアマネさんはせん妄ではないかと言っていました、思いこんでいるところがあるし、自分が言ったことも覚えていない、精神的な不安がそうさせているのかも・・と。



「止まってるエアコンからは何も風が吹いてないよ」

「いや、壊れている」

そんなに言うのならと、私はエアコンのコンセントを抜いてみせて

「ほら、電源が入っていないよ」と、言ってやりました。

「変だな・・」と、お爺ちゃん。




数日後
「誰がエアコンのコンセントを抜いたのかな?」と私に聞いたりしました。

普段はしっかりしているので、認知症ではないと思うことにしました。




この頃からお爺ちゃんは頻尿にも悩んでいました。

1時間おきにトイレへ行き、冷えからトイレが近くなるのか、それとも薬のせいかもしれないと。

夜も同じように目が覚めトイレ通い。

これでは身体が休まらないし、今度受診したときに相談しようという話をしていました。

ペースメーカーの手術をしてから薬も変わり、多少なりとも不安があったんだと思いますが、デイサービスのトレーニング(リハビリ運動)も怠りがち、おとなしく脳トレに励んでいる日が多いということでした。

そして今度は便秘です。

3日も出ないともう我慢が出来ない。

「こんなことは今までなかった」と。



寒がりということもあって、日曜日の晩は長袖上下の下着。

夜中に堪らなく暑くなって階下でお爺ちゃんは私の名を呼び、起こされました。

朝の3時です。
その後にもやはり暑くて眠れないと2度呼ばれました。
人騒がせですが、ホント、急病でなくて良かった。



月曜日は睡眠不足で本当に悩みました。

便秘も解消しない、足が火照って眠れない。

勿論起こされたその場で軽い夏布団にタオルケット、そしてパジャマも着替えて暑さ対策はしました。

翌月曜日は一日寝たり起きたり、昨日の火曜日は、そういうわけでデイはお休みしました。



そして昨日の夕方

「何度もトイレへ行くが便が固くて出ない!病院へ連れて行ってほしい」

と、お爺ちゃん担当の医師は来ない日でしたが、内科の先生はいるので、いつもの医院に連れて行きました。
先生に「浣腸をしてほしい」とお爺ちゃん、入院していた時に時々経験していてその思いで受診したかったのでしょう。


先生は「浣腸もあるけれど、ここではしてあげられない、自分でできるかな?」と、先生は私の方を一瞬見たのですが

私は内心「えええ?!!(私がやるの?)」で

「お爺ちゃん、浣腸自分でもできる?頓服のお薬でもいいかな」と、やんわり。


私「先生、昼も夜も頻尿で、夜が特に眠れないようなので、軽い眠剤睡眠導入剤)を処方して欲しいのですが・・」
これは担当医とも相談して、もう少し様子を見てからにしましょうと言われていたのですが、夜中に3度も起こされてはたまらないと、遂お願いしてしまいました。

生活が悪循環だというのは分かっていました。

トイレが近いので水分は控えめ、運動不足からの便秘、夜の眠りが浅い・・快く処方していただきました。


便秘にはヨーデルS糖衣錠-80、眠剤トリアゾラム錠0,25mg、寝る前に便秘薬を2錠、眠剤1錠を飲ませました。
ここが迂闊でした・・説明書きも大きく明記されているので普段7種類もの薬を日に三度きっちり管理できるお爺ちゃんが間違うわけがないと思っていました。



朝起きると朦朧としてフラフラ、ろれつが回らない。

顔を洗いに洗面台の前にも立てない。

便が出ないのでもう一度便秘剤を服用したいと思ったお爺ちゃんは、間違って眠剤を朝方に飲んでしまったのです。


薬の袋を見ると薬は眠剤が4錠も減っていました。


何時に何錠飲んだのか?

お爺ちゃんは、それさえ説明ができません。

頭が朦朧としているふうで足が立たず気の抜けた返事しか出来ないのです。


ネットで直ぐに検索しました。
ふらつき・めまいが起きたり、けいれん・せん妄(もう)(妄想・幻覚が出てくることも)効果が翌日まで持ちこされて昼間眠くなることがあると、当然飲み過ぎたお爺ちゃんは夢の中にでもいるようでした。



ケアマネさんは、「夜まで起きてこないかもしれない」と、言っていましたが、お昼の薬もあるので何とか起こし、お昼を食べてもらいました。

その後トイレで出るものがやっと出ました。

おまけにカバーを汚してしまいましたが、取り敢えず生気が戻ったようでホッとしました。

薬は勿論私が管理。


毎日服用する薬は管理がしっかりできるのですが、新たな薬を服用と覚えることが難しく、なかなか理解するのには時間がかかるようなのです。


こんな失敗はしないように、これから気を付けよう!