無事退院

hitto2009-05-09

昨日と気温が10度以上も違う。
今日の最高気温は27度くらいまで上がったらしい・・・外はピーカン。


お爺ちゃんは、無事リハビリ病棟を退院することができました。
担当医師との面談は、午前11時半・・・その後に退院となる予定だったのですが、私たちが病院に着いたのは11時前、お爺ちゃんの午前中のリハビリも済んでいて、私たちが来るのをベッドに座って待っていました。
早速入院費の清算を済ませ、薬を頂き(2週間分)、後は帰るだけに。
医師との面談を10分早く始めてくれたので、ほんの10分くらい話をして11時半には病院を出発していました。
もうこのリハビリ病棟へ来ることもないでしょうが、隣の病棟へは月に一度通うことに。


受付の女性、看護師さん達、先生、同室の方たちと挨拶を済ませ、声を掛けられてもお爺ちゃんは神妙な顔をしてただ沈黙していました。
嬉しいのか悲しいのか寂しいのか・・・気持ちは家に向いているので、見送ってくれた看護師さんに一礼して車椅子からは自分で立ち上がり、さっそうと車に乗り込みました。
生活のリズムがこれで戻ってくるでしょう。


お爺ちゃんのいない間、掃除も洗濯も食事の準備(これが一番大きい)まで、ずるずると気ままにやっていたけれど、特に夕食の準備は時間を早めにしなければ・・・今晩はお赤飯でお祝い。


パソコンを開くと、カナダ帰りの大阪の高校生2人と40歳代の男性教諭の3人が、遂に新型インフルエンザ国内初の確認をしたとか・・・いつかはと思っていたけれど、厚労省は一緒に帰国した生徒たちと学校関係者、近隣座席の乗客まで49人を「濃厚接触者」として空港近くの宿泊施設に留め置く措置を取っているというのですが、同じ帰国便の他の同乗者の追跡調査もやっているとか・・・大変な騒ぎになっている。
厚労省は水際対策を休日返上で行っていましたが、やはり日本人患者が出てしまいました。
一番の心配は豚インフルエンザの危険性。
メキシコでは何人もの人が亡くなっていると聞いて、大ごとかと思っていましたが、季節性のインフルエンザと症状も治療も同じだと聞いて少し安心。
メキシコにはタミフルが不足していたのだろうか。
潜伏期間が10日としても、到着時から10日間の行動範囲は、そう簡単にはつかめない。


最後に新型と分かった高校生は、サーモグラフィーも引っかからずにいたというし、その後の自己申告で発症がわかったというのだから、飛行機を降りた時点で何人もの人と接触していました。

症状は軽いけれど、大袈裟な対応に面食らっていることだろう。
家族も今頃心配な上に、この波紋・・・きっと動揺していることだろう。
これから日本中に増えていくかも知れないと思うと本当に心配なところですが、これがもしA香港型やソ連型、B型,C型のインフルエンザの流行だったとしたら・・・と考えたとき、学校や職場に、ご近所のあっちにもこっちにも患者がうようよです。
ひとりから何人にも感染していくのですから、不安と恐怖が増すばかり、この新型インフルエンザの蔓延を防ぐのは難しいことになってしまいます。
いったい何時まで続くのだろうか。
厚労省は大変難しいことにチャレンジしていると思います。

サイモン&ガーファンクルが来日する頃には終焉しているだろうか・・・本当に心配です。