傘がない

hitto2009-06-15

午前中には、全開にした窓から気持ちの良い風が入っていたのに、午後2時を過ぎると熱風に変わってきました。
涼しい間にたっぷり汗を流しました。


今日は月曜日、午後からは自分のための時間確保と・・・繕いものを仕上げ・・・PCを開くと何がきっかけだったか「傘がない」をyou tubeで聴いていました。
あまりにも懐かしい。

深夜ラジオから流れてきた「傘がない」をカセット録音して聴いたのは、まだ高校に入ったばかりの時だったと思う。
有名になる前にこの曲を繰り返し聴いていました。


都会では自殺する若者が増えている・・・だけども問題は今日の雨 傘がない・・・なんて「自殺」という言葉が歌詞に並べられるだけでショックでした。
傘がない・・・などとどうでもいい問題だけど、世の中の出来事を無関心に振る舞う若者のこの歌が、どうせ何も出来ないなら、目の前にある楽しいことでも考えよう・・・そうだよ、皆同じなのだと正面から言って教えてくれたような曲でした。
その頃、グランド・ファンクのハートブレイカーも知らなかった私だけれど、それに負けないくらいの迫力がありました。
インスピレーションがあったとしても、メロディーは本人のもの、その後の井上陽水さんの曲は、一つ一つが際立っていて、つくづく天才の域だと感じ入ります。
中でも好きな曲「白い船」「小さな手」「心もよう」「氷の世界」「紙飛行機」「夏祭り」・・・他にも・・・と、時間が尽きてしまう。
井上陽水さんのアルバムは「断絶」から「氷の世界」までほとんど聴いていました。
あの頃はサイモン&ガーファンクルを追わずに、ひたすら日本のフォークに夢中でした。