井上陽水  2017 Good Luck

五月晴れ、18℃〜30℃。
天気予報の晴れマークが如何にも暑そう、連日快晴だけれど湿度はまだ耐えられます。



木曜日、午後7時からの井上陽水さんのコンサート。
昼間は中の島界隈をぶらぶら、バラ園を一周。



井上陽水2017 Good Luck。
アンコールが終わって会場を後にしたのは既に10時を過ぎていました。







陽水さんのMCはやはり面白い、飄々とした語り口で心から笑えた。
普段の陽水さんはインドア派か、隠居して家にばかり籠っているとは考えづらいけれど、会話の内容殆どが家族がらみのことしかないとご本人が言う、幸福感がコンサート会場いっぱいに拡がっていきました。




pm7時を過ぎ先行して演奏が始まり舞台の中央に姿を現した陽水さん、ノリの良い「pi po pa」だ。

「青空、ひとりきり」と大音量で、かなり気後れしてしまう自分がいた。

この音量でずっと楽しめるんだろうか。
しっとりとした昔のイメージのままのコンサートではないな、、、汗。




3曲目が済んでからか、陽水さんのMCが入ったのは。約束のご挨拶、ご機嫌いかがですか?だったかなあ、お元気ですか?だったかなあ。


声の主は紛れもなく陽水さんだった。
コンサート独特の大音量から陽水さんの四季を巡るジョークに我に返った気がしました。




アルバム「氷の世界」後の歌手人生の方がずっと長いのだから、コンサート会場に入る前まで聴いたことのない曲が多いのかもしれないと思っていました。


それでも『タモリのぶらり旅』オープニングとエンディング曲の「女神」「瞬き」のフルバージョンは嬉しかった。
これが最新曲だったのかな。


このころには大音量にも耳が慣れてくれました。





8時半頃には15分の休憩がありました。
コンサートで一番喜ばれるのがこの休憩だと仰っていましたが、来場者への気遣いが感じられました。





セットリストの覚えている限りを絞り出して書いてみると、ワインレッドの心、Just Fit、リバーサイドホテル、限りない欲望、氷の世界、アンコールが始まると前列の方から順に立ち上がりだし、勿論私も立ち上がって手拍子をしました。
アジアの純真」 「夢の中へ」「夏の終りのハーモニー」が最後の曲だったか。




結構知っている曲があって、ヒット曲の多さだけに、まだまだ物足りなさを感じるほどでした。




傘がない、心もよう、東へ西へ、白い一日、少年時代やエトセトラ、まだまだいっぱい聴きたかった曲があったもの。
白い船」も好きだったなあ。


20歳のころ通い詰めたライブ喫茶で「心もよう」をギター一本で歌ったあの人は今は何をしているのだろう、私よりは年上だったはずだけれど、生陽水さんで聴きたかったなあ。