映画「硫黄島からの手紙」

hitto2009-08-16

女子バレーボール、一昨日から会場を韓国に移して戦われました。
第1戦・・・強豪ブラジルから1セットを奪ったものの、1:3で負けてしまいました。
そして昨日、日本対韓国・・・結果は3:0と快勝。
2セット目に韓国が連続ポイントを奪っていった時は、ちょっと危ないと思いましたけど・・・結果逆転を許さず踏ん張ってくれました。
韓国の応援が凄いです。
女子フィギュア程ではないかもしれませんが、やはり自国の応援となると凄い歓声・・あの中で戦うと、冷静さを失いアチラの雰囲気に呑まれてしまいそう・・・日本でも同じことか。
そんなところでこそ冷静さを失わない訓練が必要なのだろうな。
昨日はどの選手が特別好調という印象はなく、スパイクを決めた後にサーブミスがあったり、と・・・ラリーが続くようなところでは、結局韓国にとられてしまう、という悔しい場面が多かった。
全体的にはずっと韓国のミスが多かったので、日本の勝利という結果になったのですが、さて、さて、今夜のドイツ戦は力の差があまりないだけに予想がつかない。
ドイツはブラジルとフルセット戦ったというのだから、上と考えた方がいいのでしょう・・・だけど、10時からって、見られるだろうか・・・。

女子バレーの後に映画「硫黄島からの手紙」を観ました。
父親たちの星条旗」を来週にしてくれると有難いけれど・・・でも、もういい・・・別の機会に観てみたいです。


もっと、ゆっくりと観られると違った感想を持てるかもしれませんが、なんだか頻繁に入れられるCMに気持ちが白けてしまいました。
戦争という酷く重いシーンが続く映画の中に割って入るCMは、娯楽映画とは違って見えている・・・気持ちを持続させるのが難しい・・・仕舞に夫は怒ってしまいました。
最後まで余韻もあったものではない。
重いテーマの映画は、もう一度最初から見直すという気持ちが起きないし、何とも勿体ない事をしてしまいました。

二宮君の目の動き・・・切羽詰った表情や、行き場のない目、悲しい目、驚きの目・・・本当に目の表情が光っていました。
渡辺謙さんの陸軍少尉という役どころは実在の人がいるので、品良く演じてしまったという気がします。
前知識も全く無しで期待していたのとは、随分違った作品でした。
手紙というので、それに纏わる人間模様がもっとあるのかと思ったり・・・敵対する相手国にとっても日本人と同じ温かい家庭があって無事を願う家族がいる・・・当たり前のことを米軍捕虜を通して教えられる日本人兵士、何のための戦争か・・・恐ろしいほど大きな権力の圧力にコントロールされていた・・・戦争はいつも悲惨で残酷なものだと、どこを切り取ってもそう思わされます。


自決のシーンや戦闘シーンが、あまりに急がされ淡々と済まされていました、それが却ってリアルなのだろう。
目をそむけたくなるけれど、現在にこそ、ひとつひとつの犠牲者の生き様を語らなければいけない時代になっていると思います。

読売新聞  Y&Y(日曜版)
クロスワードの答え・・・・・ジャンボジェット
数独の答え・・・・・2+6=8・・・8