ワゴンR、廃車

hitto2009-11-23

濡れたアスファルト、朝靄が遠くの方まで覆って景色が霞んで見えていました。

朝の6時前、お腹を冷やしたのか急に腹痛が襲って我慢ができなくなりトイレへ駆け込んだ。腹痛に耐えながら座ること、さて何十分・・だったか?・・起き上った時には部屋も外も真っ暗で、てっきり真夜中だと思っていました。


狭い密室の中に煌々と照らしたトイレの明かりは、徐々に窓から射し込む外の光でほとんど白々しいと感じてきた。もう朝なのか。
暖房便座でも外気は相当冷え時間の経過と共に足の先まで寒さで凍りつく。


長い時間座っていると、感覚が寒さか痛みか分からなくなっている。
じっと動かずに膝を抱えてうずくまって耐えていた、お腹だけがゴロゴロといっている・・・どうしよう?誰か呼ぼうか、(いやいや)これは、いつもの腹痛だ、夕べのお菓子やお茶、ミカンのセイかと思い当たるし、寝る前になんていうことをしたんだ自分、もう少しの辛抱、もうすぐ楽になる。


やはり下痢の症状でした・・・お腹のゴロゴロが収まった頃にはすっかり朝になり、窓のブラインド開けてストーブの前で再びうずくまる。
全身の脱力、また波のように痛みが襲うかもしれないし、芯まで冷えた身体は固まって動けない。
空腹じゃ薬も飲めないし。
昔、空腹のときに正露丸を飲んで、頭がフラフラして倒れそうになったことがあるので怖いのです。朝食後、正露丸服用、元気回復。


前置きがまたまた長くなってしまったのは、お昼前に長男次男を引き連れて、夫がワゴンRの置いてある整備会社に向かって留守だからか。
あの三人でドライブなんて初めてのことかもしれない。
しかも、長男のノア(夫の愛車)始運転で。


昨夜疲れて(雨だったし)帰って来た夫は、今日も気持が休まらない。
長男は、今週木曜日にノアを運転してお爺ちゃんの病院の送り迎えを頼まれているから、仕方がない。
運転に慣れないことには危なかしくて・・・友人のワゴン車に乗って何度か運転は経験済みだが、夫自身の目で見るまでは納得して愛車を差し出せないのです。
たまたま起きてきた次男が、それなら自分も行くと言って、カメラを持って行きました。
何せ、ワゴンRがレッカー車に牽引されて行くのを見て、可哀そうで泣きそうになったとか。
これが見納めになるので、写真に収めてくるようです。

あれから、車の無い不便な生活になった子供たち、暫く車の有り難みを感じているのも良いことと、親としては思うもの。



昨夜は案の定、バレーもスケートも結果のみ知ることに。
落ち着いて一処に座っていられず、気を揉むばかり。
バレーは、ほぼ予想通り・・・キューバは強いです。
娘曰く、「秋田犬とシェパードが戦っているようだ」と「柴犬とセント・バーナードくらいかも」


フィギュアスケートGPシリーズ高橋大輔選手がSP2位に続きフリーでは見事、1位でした、パチパチパチ!
自力でつかんだファイナルへの切符、期待が高まります。
鈴木明子選手もファイナル進出を決めたので、男女ともに2名の出場となりました。