深夜に放送された番組、録画成功していて良かった。
「涙が真央を強くした」
１本のドキュメンタリー映画を見せられたような気分でいました。
その時、その時、溢れ出してしまう素直な気持ち。
その瞬間の嬉し涙や悔し涙に共感しながら、この先もずっと応援できる。
インタビューはどこかで観たことがあるようなものが多かったけれど、時代を追って変わっていく浅田選手をいつまでも、もっと長く見続けていたいと思いました。
幼い頃からスケートを履いて頑張っている姿は、どこを切り取っても飽きない。
山田満知子さんのインタビューも愛情に溢れ表情が温かい。
純粋に真央ちゃんを追った番組構成になっていて、キム・ヨナ選手が登場しなかったのも好ましかった。
お姉さんである舞さんに追いつきたくて人一倍努力してきた、いつのまにか舞さんを追い越し、舞さん自身も苦しいと感じる練習をいつも楽しいと言っている真央ちゃんの気持ちに敵わないと思っていたようです。
小学生の真央ちゃん、中学生になっている舞さん、身長の差があれ程あるのに挑戦し続け諦めなかったことは、それだけで強い意志の持ち主だと思いました。
姉妹の関係が成長とともに変化して、舞さんが一番の真央ちゃんの理解者であること。
真央ちゃん達のお母様のインタビューも聞きたかったけれど、一コマ、海外遠征へ行く真央ちゃんに声だけ出演されていました。
なんだかそのやり取りを聞いているととても親しみを覚えます。
何処も同じで、旅立つ準備の確認をしていました。
浅田選手にとってのこの４年間は、オリンピックへ向けて努力を積み上げたものでした。
選手にとってはメダル獲得と金メダルとでは雲泥の差があるのだといつかの新聞のコラムに書かれていました。
銀メダルであっても敗者、きっとソチまでの４年間をひとつひとつ努力で積み上げていくことを怠らないのでしょう。
そんな目標を掲げる真央ちゃんを私たちファンは見守ることができる・・本当に幸せなことだと思います。
そして今季を締めくくる３月２２日から始まる「2010年世界フィギュアスケート選手権大会」もうすぐです。
