「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」

hitto2010-05-21

お爺ちゃんは、無事デイサービスに出発、介護士さんに挨拶して車に乗り込みました。

今日一日快晴の予報、大掛かりな寝具をベランダに並べ、洗濯機もフル稼働、押入れのものを整理、掃除機を持ち歩いて1階から3階、くたびれて腕に力が入らない。
50の坂を越えると体力が急降下で失われている。
普段の運動不足が拍車をかける。
今こそ鍛えないといけないのだろうな。
死ぬまで元気でいたいもの。


何もしない日、動き回る日・・極端なのだろうな。
そう言っても、これだけの家事仕事、60代になったらなったで、あの頃は若かったなんて思うのだろう。
何でこんなに張り切っているのだろう。
きっと昨日の娘の一言だ.

「お母さん、部屋が散らかってきた・・」「出かける前に、ちゃちゃっと片付けていき。帰ってきた時、気持がいいでしょう」「何か、やる気出なくて」「部屋の汚れは、心の汚れ、なんか嫌なことでもあったの?」「別に、何もないけど」・・・これだ。
自分の言葉を自分に課してしまった。


昨日のドラマ 「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」、ドラマを観ていてこの年代は元気だよなぁ、と思う。
45歳くらいまでは平気だったことが、出来なくなったこと、随分と増えている。
子供に手が離れるのと並行して、出歩くことをしなくなったからかな。


夫も帰宅して急いで風呂に入り、テレビの前にスタンバイ。
自分たちも年に一度同窓会をしているから、とてもとても気になるドラマなのだろう。
私は全然別世界な感じだけれど、この先の出来事には興味がある。
今から最終回の予想をたてたりして、楽しんでいる。


ドラマの展開も予想通りとはいかないので面白い。
無さそうで有りそう、気持の中には淡い憧れや恋心、突然やって来たりする。
気持の変化は、自分でもコントロールができないから、後は理性と本能の戦いみたいなことになるのかな。
不倫は周りを引きずり込み傷つけなければ成立しないことだから、このドラマどこまで家族を傷つけるのだろうかと、ドキドキもの。


はじめに姿を消した友人二人こそが、大変な事態なのだけれど、こちらは謎ばかり。
ドラマは美男美女の恋の行方に焦点を当て、子供をも巻き込んでゲッソリしてしまった。
普通なら(普通ってなに?)ここに来る前にお仕舞にしたいところ。



三上博史さんの役どころがドラマを惹きたてている。
病魔を抱えながら、友人たちの行いを冷静に見ているとしたら、これほど悲しい話はないと思う。
死を目前にした人間からしたら、何事も馬鹿げて見えるだろうなと思う。
死にいく自分に気持ちを寄せないように、一人苦しむ。
ドラマの上とはいえ、辛い身の上の三上博史さんばかりに感情移入してしまう。


はじめから間違っている。黒木瞳さんの万引きした白いワンピースだったか・・、ここからドラマがスタートしたことが、全てを物語っていると思えてならない。